ディック・グレイソンとジェイソン・トッド、ロビンを描くDCアニメ映画『ダイナミック・デュオ』製作決定 ─ 『リメンバー・ミー』脚本家が就任
DCコミックスの人気キャラクター、バットマンのサイドキック(相棒)として知られるロビンを描くワーナー・ブラザースの新作アニメーション映画『Dynamic Duo(原題)』が企画中であることが明らかになった。米が伝えた。
ロビンはバットマンと共に戦う若きヒーローで、初代はディック・グレイソン(後のナイトウィング)、二代目はジェイソン・トッド(後のレッドフード)。バットマンにとって、シャーロック・ホームズにおけるワトソンのような存在であり、ブルース・ウェインとは複雑なストーリーラインを持つ。
新たに企画中のアニメ映画は、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)マット・リーブス監督が所有する製作会社The 6th & Idahoを通じて製作。脚本は『リメンバー・ミー』(2017)や『バズ・ライトイヤー』(2022)執筆のマシュー・アルドリッチ、監督は本作が初作品となるアーサー・ミンツと、その妻テレサ・アンデション、気鋭のスタジオSwayboxが制作する。
マット・リーブスもプロデューサーに加わるが、物語は『ザ・バットマン』シリーズとは関連しないといい、独自のものになるとみられる。DCスタジオのジェームズ・ガンとピーター・サフランも製作総指揮で参画する。
詳しいあらすじなどは明かされていないが、ディック・グレイソンとジェイソン・トッドのオリジン・ストーリーを描くという。リーブスが「非常に特別で、バットマンとロビンのユニークな物語をファミリー向けに作れるなんて、夢のようです」とコメントしていることから、バットマン/ブルース・ウェインも登場すること、作風はファミリー向けになることが予想できる。なお、タイトルの『Dynamic Duo(ダイナミック・デュオ)』は、バットマンとロビンのコンビを指す言葉だ。
DCは一つのユニバースにこだわらず、さまざまな世界観の物語を提供する構え。ガン主導によるメインシリーズ「DCユニバース」でもバットマンとロビンが描かれる実写映画『ブレイブ・アンド・ザ・ボールド』が準備中。『ザ・バットマン』の続編映画も2026年10月に予定されているほか、この「バットマン・エピック・クライム・サーガ」からはドラマ「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」が現在配信中、。ホアキン・フェニックスの人気作続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』も2024年10月11日より日本公開となる。
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