『第2回 カレーうどん甲子園』最高金賞♪どこか懐かしいゴロゴロ野菜のカレーうどん 西宮市
全国のカレーうどんファンから最も愛されているカレーうどん店を決定する「第2回 カレーうどん甲子園」。今年の9月にインターネット投票が実施されました。
今回、西エリア・最高金賞を受賞したのは、「JR甲子園口ほんわか商店街」(西宮市)にある『ねずみ女が作る妖怪カレー』です。これからあったかいカレーうどんが食べたくなる季節、一足早く取材に行ってきました。
場所はJR甲子園口駅南出口から徒歩2分ほどの駅近にあります。黄色い外観と“最高金賞受賞店”ののぼりがあるので、すぐに見つけることができました。
店に入るとまず目に飛び込むのは、書道家・脇田龍峯氏によって書かれた迫力のある“ねずみ女が作る妖怪カレー”の文字。黒地に金色がカッコいいですね。
早速、受賞した「ぶっかけ妖怪カレーうどん」をいただきます。ジャガイモやにんじんがゴロっと入ったどこか懐かしいカレーは「お家みたいでほっとする」と、喜ぶ人が多いのだとか。出汁でのばすことはせず、ルウそのままをうどんにかけるスタイルです。
実は、このカレーは店主の亡くなったご主人が残したレシピ。食品関係の会社に勤め、あらゆるものを食べ歩いていたというご主人のこだわりは相当なものだったそうで、2種類の国産牛すじ、淡路島のたまねぎ、北海道のジャガイモとにんじんを使用し、約30種類のスパイスを混ぜ合わせて作っています。
食べるとピリッと心地よい辛さが口の中に広がります。以前はもっと辛かったらしく、あまりの辛さで食べられない人が続出、今のマイルドなカレーになったのだそう。
うどんは柔らかいけれどコシがあり、もっちりしています。太めの麺にカレールウがよく絡み、食べ応えは抜群。
カレーうどんには『追い飯とチーズ』が無料でサービスされます。うどんだけでもかなりお腹がいっぱいになるボリュームですが、「ちょっとだけ食べたい」という気持ちを察した“ちょうどいい”量のごはんがありがたい♪
食後にはおすすめの「美妖スムージー」を。ブルーベリーを100gも使用しているそうで、しっかり濃厚な味わい。カレーで辛くなった口の中を和らげるだけでなく美容効果も期待されるとあって、これだけを飲みに来る人もいるのだとか。
最高金賞受賞やメディアで取り上げられたことで、早い時間にルウがなくなることも。ルウが売り切れ次第閉店するそうなので、遅い時間に行こうと思っている人は事前に確認した方がいいかもしれませんよ。
場所
ねずみ女が作る妖怪カレー
(西宮市甲子園口3-9-15)
営業時間
11:00~25:00 (L.O. 24:30) ※売り切れ次第終了
定休日
月曜日・第3火曜日