子どもたちの表情いきいき 水彩画展
子どもの表情をモチーフに描いた水彩画の作品展が坂越のギャラリー喫茶「さこし高瀬舟」で開かれている。かわいい子どもたちの笑顔が壁一面に並んでいる。
作者は福浦の山脇五都子さん(76)。5年ほど前に趣味で水彩画を始め、散歩中に見かけた草花や夫が自家菜園で収穫した野菜などを描いてきた。画題を探していたときに、神戸新聞西播版の「わが家のアイドル」のコーナーが目に留まり、子どもの写真をモデルに、これまでに100点くらいを描いたという。今回の展示では、その中から約35点を出品している。
少子化が社会的な課題となっている中、未来を担う子どもたちに希望を感じるという山脇さん。「生まれてきてくれてありがとう、という気持ちを込めた」という作品は、いずれも子どもたちの瞳が輝き、見る人の気持ちも明るくさせる。
山脇さんに展示を勧めた奥道一二美さん(72)=福浦=も友人や家族の肖像画5点を出品し、「ふっくら ふたり展」と題して開催。6月5日(木)まで午前10時〜午後4時(金土日は休み)。モデルの子どもの保護者が来場すれば作品をプレゼントする。また、山脇さんが描いた野菜をプリントしたオリジナルポストカードを希望者に進呈する(数に限りあり)。Tel48・7122。