京急百貨店 港南区へ食品と絵本寄付
株式会社京急百貨店はこのほど、いらなくなった食品と絵本を来店客から集め、それらを港南区へ寄付した。これに伴い、同社の金子新司取締役社長は港南区役所を訪問。栗原敏也区長へ取り組みを報告した。
2021年から「サステナブルライフスタイルフェア」と題して行われているこの取り組み。百貨店内にて食品は2日間、絵本は約3週間で寄付を募った。同社は2年前も区に絵本を渡したが、その時は約600冊。今年は2倍の約1200冊が集まった。食品は缶詰など約65点を集め、区内の高齢者や公共施設へ渡される。
栗原区長は「皆さんが使った思い入れのある絵本を含め、大切に使わせていただく」と感謝を述べた。金子取締役社長は「寄せられた絵本や食品の量を見ると再利用に対する意識が高い人が増えていると思う。継続が大切なので、これからも区と連携しながら続けていきたい」と意気込む。