【京都市左京区】パリパリ焼き餃子とモチモチ水餃子。東山三条の人気店[中国料理 東北家]の選べないおいしさ!
パリパリを通り越してバリバリ!?羽根付きのあっさり焼き餃子
東山三条交差点から北へすぐのところにある中国料理店。気張らずバラエティ豊かな中国の味が楽しめるとあって、地元住民を中心に連日多くの人で賑わう。説明不要の中国料理・餃子は焼き餃子と水餃子の二種類が楽しめ、焼き餃子はご覧の通りの羽根付きタイプ。口に入れれば「パリパリ」を通り越して「バリバリッ」と音がするほど歯ごたえのある羽根に、思わず笑顔になる。羽根の存在感と、薄皮に包まれた優しい味わいの餃子本体との対比が面白い。餡は粗めに刻んだキャベツと少量の白菜、そして豚ミンチをブレンドしたもの。その上品な味わいに、「中華料理店の餃子」のイメージが覆る。テーブルの上の醤油と酢を1:2で合わせ、辣油をタラリと垂らして付けて食べるのがおすすめ!
ちゅるちゅる&モチモチの食べ応えある水餃子
中国では「餃子」といえば、焼き餃子よりもこちら。湯気を纏った湯がきたての水餃子は、ちゅるちゅるの舌触りとモチモチの食感が楽しい。水餃子の餡は、白菜、ニラ、豚ミンチ、そして隠し味に干しエビを加えたもの。ひと食みすれば旨みたっぷりの汁が口いっぱいに溢れ、深い味わいが食べ終わっても心地よい余韻を残す。ぜひ、何も付けずそのままの味わいを堪能して。
黒板に書かれたおすすめメニューも要チェック
メニューブックには他にも多彩な中国料理がずらり。壁には写真付きの人気メニューが貼り出されていてわかりやすい。さらに、旬の食材を使った限定メニューなどが書かれた黒板のおすすめメニューも要チェック。お好きなドリンクと一品が選べる「ドリンクセット」は、「料理がスグ出てきてお得」と好評なのだとか。何度も通って全メニュー制覇したくなる——と思いきや、常連客はそれぞれ「いつもの」お気に入りメニューがある人が多いそう。どれも一度食べれば忘れられないおいしさばかり。
行けば、食べれば、元気がもらえる。あたたかい魅力が溢れる
厨房に立つ長生さんは、本国中国のホテルで15年にわたり経験を積んだのち来日。中国料理調理師の最高位を意味する称号・特級厨師の資格を持つ。ホールで接客をする妻の李さんの包み込むような溌剌とした笑顔には、注文のたびに元気がもらえる。
調理はすべて長生さんが一手に引き受ける。絶妙な火の通り、塩加減はさすがの塩梅。どんな料理でも軽やかかつ上品な味わいを宿すその味わいに、一口食べて驚き、ふた口食べてすっかり魅了されてしまう。こうして、食べ終わる頃には「また今度も」と心に決めて箸を置くメニューがどんどん増えていくことに……!
近隣の有名店のシェフも営業後に立ち寄る
夜更けまで営業しているので、祗園で飲んだ締めに立ち寄る客も。常連客のなかには近隣にある世界的有名店のシェフもいるとか。いつでも、どんな人でも分け隔てなく迎えてくれるおいしさがここにある。
店舗情報
店名:中国料理 東北家
住所:京都市左京区東山三条上ル南門前町536-5 長谷川ビル1階