支援学校生の写真展 茅ヶ崎ショッピングセンターで
茅ヶ崎ショッピングセンター(茅ヶ崎市新栄町2の30)2階の「共生社会の実現に向けたスペース」の一角で、小さな写真展が開催されている。
展示されているのは、県立茅ケ崎支援学校の生徒たちが撮影した作品。同校では昨年12月と今年2月、知的障害教育部門高等部3年生(当時)約30人を対象に、茅ヶ崎市内在住の写真家・小林鉄斎さんによる出前授業が行われた。
小林さんは写真の世界大会に日本代表として出場するなど国内外で活躍しており、出前授業は同校の依頼で実現した。
生徒たちは小林さんから写真を撮る際の心構えなどについてレクチャーを受けたあと、2回目の授業の最後に学校周辺の風景を撮影。この時の作品が、普段から市内の支援学級の児童・生徒によるアート作品を展示している同拠点に飾られることになった。
作品は開きかけた桜のつぼみや菜の花などをみずみずしい感性で切り取ったものが多く小林さんは「誰もが公平に無限の可能性を持っている。その可能性を信じる大切さを気づかせてもらった」と話していた。
茅ヶ崎ショッピングセンター内共生スペースは午前10時から午後6時まで。火曜定休。
詳細は同施設【電話】0467・82・1080へ。