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寄みやま運動広場 人工芝にリニューアル 移住促進、地域活性を期待

タウンニュース

来場者が見守る中、初蹴り

松田町は寄みやま運動広場(寄3111)を新しく人工芝に張替え、1月11日にリニューアルセレモニーを開催した。

寄地区は2000年に2727人だった人口が25年には1643人まで落ち込んでいる。中でも子どもの減少が大きく、24年度の在籍は寄幼稚園が6人、寄小学校が20人で、それぞれの存続対策も不可欠になっていた。

町は移住促進のため、14年度から住宅支援制度を実施。24年度には新たに1世帯あたり50万円、こども1人あたり30万円と移住奨励金を交付する事業を行ってきた。1月15日時点で利用はないが数家族から問い合わせがあり、前向きに移住を計画している家族もあるという。町の担当者によると「ドッグランを整備したことにより、寄の知名度が増した例もあります。移住にはまず存在を知ってもらうことが重要」と話す。今回のリニューアルは、広場を人工芝に張替えることにより利用者の増加を期待。併せて、寄地区の認知度を広め、地域の活性化や移住促進、スポーツツーリズムの推進につなげることを目的にしている。

完成した広場は敷地面積約1万1017平方メートル、この内8164平方メートルが人工芝になった。事業費は1億4112万9千円。芝は日本サッカー協会認定のものが使用され、排水など環境にも配慮。サッカーのほか、野球や各種イベントにも対応できる仕様になっている。

セレモニーで本山博幸町長は、3月にみやま運動広場がレアルソシエダジャパンアカデミーのキャンプ地に決定したことを報告した。「施設の素晴らしさは全国的にも認められています。将来的にこの地から世界に羽ばたく人が出て欲しい」と挨拶した。

挨拶する本山博幸町長

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