祝25周年・渋谷WOMBの歴史をプレイバック!!! 看板パーティ06Sの黎明期、最もヤバかったゲストは…!?
今年で25周年を迎えた渋谷WOMBの歴史をFLOORのアーカイブから振り返るクロニクル第二弾。前回は記念すべき2000年のオープニングパーティを紹介しましたが、今回はWOMBを語る上で触れないわけにはいかない大看板! オープン初期から連綿と続く最長レジデントにして国内最高峰のドラムンベースパーティ「06S」にフォーカス!!!!!
絶対的存在DJ AKiを筆頭に近年ではYELLOCK(4/11「06S YELLOCK BIRTHDAY BASH!!」おめでとうございます!)やYASUKIらが台頭。スタートから23年、今なお大きな盛り上がり見せていますが、その歴史のなかでは本当にさまざまなゲストが登場。それこそ2020年まさかのFINALではSUB FOCUSにAUDIO(あれはマジ胸熱だった!)、遡ればBAD COMPANYにRoni Size、FABIO……シーンにその名を刻む錚々たる顔ぶれが出演してきたわけですが、FLOORが独断で選ぶ最も強烈に印象に残っているゲストは……ブラジリアンドラムンベース界の英雄DJ MARKY!!!!!!!!!
当時、ドラムンベースの新潮流として注目を集めていたブラジリアン。その中心にいたのがDJ MARKYで、Vレコとかからリリースしていた楽曲も素敵でしたが、それ以上になんといってもDJが鬼。スクラッチしまくりで矢継ぎ早にミックスして超グルーヴィーで緩急も忘れない脅威のテクニックで世界中を席巻するなか、2002年1月25日、待望の初来日。
“Carolina Carol Bela”とか“Midnight”とか“Sambassim”、そして爆裂アンセム“Shake It”とかプレイしてたと思うんだけど、本当に腰が砕けるかと思ったし、とにかく熱狂度がハンパなかったし、でもすごく気持ちいいというかドラムンベースで踊る喜びを改めて体感できたというか……あの衝撃がドラムンベースにハマる決定打になったといっても過言ではないです。しかも、DJしてるDJ MARKYが一番楽しそうっていう、そりゃ多幸感だわと納得した覚えが。そして、ドラムンベースってただ速くてマッシブなだけじゃなく、抒情感もあるし、もちろん物語性も内包されているし、何よりフィジカルなサウンドなんだなって思った記憶が(もしDJ MARKYが気になったらミックスCD「Movement」を聴いてみて!)。
そのときのレポートがこれ!
その他の「06S」の思い出といえば、やっぱり前述の2020年のFINAL。出演者もオーディエンスも本当に愛が深すぎて……FINALなのに超ポジティブでSTARTみたいな(詳しくはそのときのレポート&インタビューをぜひ)。あとはANDY Cのときもヤバかった気がする〜。今後も楽しみにしています!
「果てることなきドラムンベースへの愛…終わりにして新たな始まり…06S FINAL」https://floormag.net/06s-final-report/
「すべては日本のシーンの未来のために…DJ AKIが語る06S FINALへの思い」
すべては日本のシーンの未来のために…DJ AKiが語る06S FINALへの思い
なお、4月19日(土)に開催される「WOMB 25TH ANNIVERSARY PARTY」にはDJ AKiも出演。4FがDRUM&BASS FLOORになっているのでぜひ!
https://www.womb.co.jp
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