『エリザベート』『ファントム』など韓国ミュージカル5作品が映画館で上映
韓国ミュージカルの名作を映画館で堪能できるシネマシリーズ『韓国ミュージカル ON SCREEN』。2025年7月11日(金)より、『エリザベート』『ファントム』『マリー・アントワネット』『笑う男』『モーツァルト!』の5作品が順次映画館で公開されることが決定し、特報映像が解禁となった。
『韓国ミュージカル ON SCREEN』特報映像
今回上映されるのは、数多くの傑出したミュージカルを制作し韓国ミュージカルのグローバル化をリードするミュージカル制作会社 EMKミュージカルカンパニーが手掛ける5作品で、2024年に韓国で劇場公開され大ヒットを記録した韓国10周年記念公演『エリザベート』、SUPER JUNIORのメンバーでありミュージカル俳優としても高評価を得ているキュヒョン主演による2021年版『ファントム』、NCTドヨンが出演していることも話題となった2021年版『マリー・アントワネット』、韓国発のオリジナルミュージカル2018年初演版『笑う男』、そして2020年に10周年を迎えたキム・ジュンス主演の『モーツァルト!』は貴重なバックステージ映像付きで上映する。ラインナップ詳細は以下のとおり。
『エリザベート』
“ブロードウェイとはとは異なる作風のミュージカルを”との想いのもと、ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(作曲・編曲)により1992年、ウィーンにて初演。その大成功を受け、今も世界各地で上演され続けているウィーンミュージカルの記念碑的な作品。日本では1996年に宝塚歌劇版が、2000年に東宝版の公演が実施され、韓国版も2012年の初演以来、爆発的な人気を誇り繰り返し上演されている。
公開日:2025年7月11日(金)より2週間限定公開
※上映期間が延長される場合や、一部劇場ではスケジュールが変更となる場合があります。最新の上映日程は各劇場の公式サイトでご確認ください。
2022年公演版・2024年韓国劇場公開作品/日本語字幕付きで上映
Produced by EMK Musical Company
Original production by Vereinigte Bühnen Wien
キャスト:
オク・ジュヒョン(エリザベート役)
イ・へジュン(トート役)
イ・ジフン(ルキーニ役)
ギル・ビョンミン(フランツ・ヨーゼフ役)
『ファントム』
フランスの小説家、ガストン・ルルーの「オペラ座の怪人」を原作に、アーサー・コピット(脚本)とモーリー・イェストン(作曲・歌詞)のタッグにより1991年、テキサス州ヒューストンにて初演。同じ原作を基に製作された、アンドリュー・ロイド=ウェバー版『オペラ座の怪人』に比べ、主人公・エリックの人間性や出生の秘密などにより深く迫った物語となっており、今も世界中のさまざまなカンパニーで上演され続けている人気ミュージカル。
公開日:COMING SOON(決定次第公式HP、SNSにて発表)
2021年公演版・2021年韓国劇場公開作品/日本語字幕付きで上映
Produced by EMK Musical Company
キャスト:
キュヒョン(ファントム/エリック役)
イム・ソンヘ(クリスティーヌ・ダーエ役)
ユン・ヨンソク(キャリエール役)
シン・ヨンスク(カルロッタ役)
『マリー・アントワネット』
作家・遠藤周作の小説「王妃マリー・アントワネット」を原作に、ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイ(作曲・編曲)のタッグで2006年、東京にて世界初演。その後、登場人物を含む脚本が大幅にアップデートされ、韓国版の新演出はロバート・ヨハンソンが担っている。見どころは宮廷を中心に紡がれる複雑かつ濃密な人間ドラマとゴージャスな衣裳、それに呼応するような盆を多用した舞台装置。
公開日:COMING SOON(決定次第公式HPにて発表)
2021年公演版/日本語字幕付きで上映
Produced by EMK Musical Company
Original Production: Toho Co., Ltd., Tokyo
キャスト:
キム・ソヒャン(マリー・アントワネット役)
チョン・ユジ(マルグリット・アルノー役)
ドヨン(フェルセン伯爵役)
『笑う男』
「レ・ミゼラブル」、「ノートルダム・ド・パリ」を著した文豪、ヴィクトル・ユゴーが自身の最高傑作と称した小説「笑う男」を原作に、ロバート・ヨハンソン(脚本・演出)、ジャック・マーフィー(歌詞)、ブロードウェイミュージカルのヒットメーカー、フランク・ワイルドホーン(作曲)らのクリエイションによって2018年、韓国にて世界初演を果たす。日本では2019年と2022年に上演され、劇中で紡がれる繊細な人間ドラマと壮大な音楽が大きな話題となった。
公開日:COMING SOON(決定次第公式HP、SNSにて発表)
2018年公演版・2019年韓国劇場公開作品/日本語字幕付きで上映
Produced by EMK Musical Company
キャスト:
パク・ガンヒョン(グウィンプレン役)
ミン・ギョンア(デア役)
ヤン・ジュンモ(ウルシュス役)
シン・ヨンスク(ジョシアナ公爵役)
『モーツァルト!』
ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイ(作曲・編曲)のゴールデンコンビが作曲家、ヴォルフガング・モーツァルトの“明”と“暗”の両方にスポットを当て彼の生涯に迫ったミュージカル。1999年のウィーン初演以来、ドイツ、ハンガリー、チェコ、スウェーデンなどでも上演され評判となった。日本では2002年、韓国では2010年に初演され、韓国版は公演1ヵ月で約10万人を動員する記録を樹立。
公開日:COMING SOON(決定次第公式HP、SNSにて発表)
2020年公演版/日本語字幕付きで上映 ※バックステージ映像付き
Produced by EMK Musical Company
Original production by Vereinigte Bühnen Wien
キャスト:
キム・ジュンス(ヴォルフガング・モーツァルト役)
キム・ソヒャン(コンスタンツェ役)
ミン・ヨンギ(コロレド大司教役)
ホン・ギョンス(レオポルト役)
シン・ヨンスク(ヴァルトシュテッテン男爵夫人役)
ペ・ダへ(ナンネル役)