Yahoo! JAPAN

ホラー版『アラジン』製作決定 ─ 願いの力で強まる呪い、犠牲の連鎖を止められるか?

THE

あの「アラジン」の物語が、現代を舞台としたホラー映画となって蘇る。映画『Aladdin: The Monkey's Paw(原題)』の製作が決定した。

ディズニー映画『アラジン』でもおなじみの「アラジンと魔法のランプ」の物語は、「千夜一夜物語」の一編として広く知られるもの(当初は「千夜一夜物語」に含まれていなかったエピソードだが、後年追加された)。米によると、本作はこの物語を「ダークかつ超自然的に再創造する」ものだという(ディズニー版とは無関係)。

現代のイギリス・ロンドンで暮らす若者アラジンは、あらゆる願いを叶えるという古代の“猿の手”を受け継ぐ。ところが、あらゆる願いには恐ろしい代償があった。周囲の人々が呪いの犠牲となる中、アラジンは人々の願いを糧として増大する脅威に立ち向かわなければならない……。

出演は『スイッチング・プリンセス』シリーズのニック・サガル&リッキー・ノーウッド、モンタナ・マニングほか。監督は『オーダー』(2024)『すべてが変わった日』(2020)などの俳優ブラッドリー・ストライカーが務め、自身も出演する。

脚本は『ハングリー 湖畔の謝肉祭』(2022)のチャーリー・マクドゥーガル。製作発表にあたり、「個人的な視点でホラーを探求したいと常に考えてきました。恐怖だけでなく、願いがもたらす人間の代償を。しばらく頭を悩ませてきた、この物語を解放する時が来ました」と述べた。「最高のホラー映画はエンドクレジットの後もあなたを悩ませるもので、この物語がそうなのです。鋭く、エモーショナルで、あらゆる恐怖に満ちている」。

また、ストライカーも「とても楽しい映画になります」と自信を表した。「山あり谷あり、私たちが夢や欲望とみなされるものの夢と絶望を、かつてないほど悪魔的でエンターテイメント性の高いジャンル映画に叩き込みます」。

プロデューサーはマクドゥーガル、ストライカー、サガルが兼任。撮影は2025年5月下旬よりイギリスで実施される。

Source:

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 人形浄瑠璃とは? 日本美術にも描かれた江戸時代の流行を知る!

    イロハニアート
  2. 名古屋で巡るレトロな純喫茶 vol.20「電話ボックス」と「ウインナーコーヒー」

    ナゴレコ
  3. 斉藤謠子さんに聞いた、作品作りの工夫やお気に入りポイントとは?

    NHK出版デジタルマガジン
  4. 「対岸の家事」に共感。それでも私が“専業主婦”を選んだ3つの理由

    コクハク
  5. 早めに逃げて! モラハラ夫、3つの常套句。卑劣な行為は母親の影響か?

    コクハク
  6. 梅宮アンナは大病を経験した“しびれ仲間”と再婚…「いたわり婚」がブームの予感

    コクハク
  7. ヤバッ! 社会人の「失敗」エピソードが恥ずかしすぎ。カメラONのまま生着替え、上司に彼へのメール誤爆…(28文字以内)

    コクハク
  8. 大大大優勝……!どこから食べても「具たっぷり」なおにぎりを作る【簡単裏ワザ】

    4yuuu
  9. 『多分、前世は人間』赤ちゃんの遊び相手になる犬→まるで『本当のお姉ちゃん』のような光景が10万再生「通じ合ってる感じ」「微笑ましい」

    わんちゃんホンポ
  10. 驚くレベルで汚れてる…!「シャッター裏の汚れ」を落とす簡単掃除術「ごっそり落ちる!」「ピカピカ」

    saita