「四日市を変えたのは私たちと言えるよう」、四日市青年会議所が創立70周年祝う
三重県の一般社団法人四日市青年会議所が5月15日、創立70周年記念式典と祝賀会を開き、これまでの活動への協力に感謝を表し、あらたな活動への意欲を確認した。記念式典では、台湾の雨港国際青年商会との姉妹活動が40周年を迎えたことを記念して、さらなる発展を期した調印式も行われた。
記念式典は四日市市文化会館であり、あいさつに立った第71代理事長の仲野仁裕さんが「先輩たちの努力と地域の支えで、この日を迎えた。様々な活動をしてきたが、それぞれに共通するのは『真剣に考える』ことだった。過去から未来へと向かう『中今』をどう生きるか、今を一生懸命に生きることで必ず未来につながる。先輩たちの挑戦の歴史に、私たちも気概をもって、『四日市を変えたのは私たち』と言えるよう、がんばっていく」などと決意を語った。
来賓では一見勝之三重県知事、森智広四日市市長、小川謙四日市商工会議所会頭らが出席し、70周年への祝辞と、若い世代の新しい挑戦に期待する言葉を贈った。日本青年会議所、名古屋青年会議所、三重県内の各市・地域の青年会議所のメンバーもお祝いにかけつけた。
姉妹活動の調印式では、四日市青年会議所と雨港国際青年商会の関係者がステージの上で署名を交わし、仲野理事長が「先輩たちの活動があってこそ、きょうの調印がある」と、あらためて長い活動の重みを語った。
ステージ上で行われた雨港国際青年商会との姉妹活動の調印式
四日市青年会議所の資料によると、設立は1955年5月15日。現在の正会員数は39人で、シニアクラブ会員数が459人になっている。