離婚を目指す40代女の選択。子育てが終わったら生涯一人? それとも感情押し殺してレス夫と一生過ごす?
セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
現在、離婚を目指してフルタイムの仕事に奮闘する日々を送っています。
離婚を決意したけれど…
【解消されない夫婦のモヤモヤ】
人生100年時代。
一人のパートナーと一生過ごすなんて無理。まして10年以上セックスレスでスキンシップもない夫と二人きりの未来なんて想像したくもありません。
そんな風に思い、離婚を決意した訳ですが、40代半ばで離婚した自分のその先を想像すると一抹の不安を感じるのも事実です。
子育てが終わったらどうなる? 未来の不安
家事や育児をこなしながら日々忙しく過ごしている中でふと、彼らが巣立った後の未来を考えると、不安が募る瞬間があります。
「40代半ばで離婚しても、もう誰にも女性として見てもらえないかもしれない」そんな恐れが頭をよぎるのです。
もちろん、一人で生きる未来も悪くないかもしれません。
ただ「ひとりぼっち」になったときの孤独感がどれほどのものか想像できない分、恐怖も大きくなります。
愛情のない夫と残りの人生を過ごす未来か、自由を手に入れる代わりに孤独を抱える未来か。二つの選択肢の間で揺れて、答えはまだ見つかりません。
新しいパートナーを見つけるのは難しいと分かっていますが、それ以上に愛情のない夫との生活を続けることは耐え難い現実です。この葛藤が離婚への決断を先延ばしにしているのかもしれません。
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出会いは減る? 40代女性の交際人数の現実
株式会社ネクストレベルが20〜50代の独身女性1015人に対して行った調査では、40代以降、交際人数は年々減少する傾向にあり、データによると交際人数が0.5人を割っています。
さらに、40代女性の約60%が「出会った異性の人数は0人」と回答している現実もあります。
年齢を重ねると、新しい出会いの機会が減り、恋愛へのエネルギーも低下してしまいがちです。
この現状は、離婚を考える際に大きなハードルとなるのではないでしょうか。
【データ引用元】マッチングアプリ大学
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000125.000032757.html)
人生100年時代、もっと貪欲に生きるには
それでも、人生100年時代と言われる今、40代はまだ折り返し地点にも到達していません。
このタイミングで、離婚という新しい未来に一歩踏み出してみたい。
そうしなければ、年老いて振り返ったときに、挑戦しなかった自分を後悔してしまう気がします。その時後悔しても、もう遅いですよね。
だからこそ、もっと貪欲に自分らしく生きる選択をしたいのです。
離婚を決意したのは、単なる「セックスレス」だけではありません。
好きではない夫といる自分が、どうしても好きになれないのも理由のひとつです。
不満や停滞感をすべて夫のせいにしてしまう自分がいる。 そんな自分をこれ以上続けたくないからこそ、離れたいと思っています。
自分らしく生きるために、そして責任を夫に押し付けないために、私は離婚の一歩を踏み出したいのです。
ひとりで生きるために必要なこと
仮に一人で生きるとなった時には、経済力と体力、そして精神的な強さが必要です。
離婚を決意する以上、仕事に全力を注ぐ覚悟も必要。
さらに、恋愛を再開するためのエネルギーや社交性も求められるでしょう。
色んな葛藤があるのは事実ですが、「離婚を考えている」と周囲に伝えた以上、引き返すのはプライドが許しません。
笑われるぐらいなら、何があっても前に進むのみです。
人生の後半戦を楽しむためには、何事にも前向きに、そしてしなやかに挑戦していきたいと思っています。
(豆木メイ/フリーライター)