今週末(3月28日~) 日本のテレビで観られる鮮度落ちしない韓国映画5選
突然ですが、あなたは最近韓国映画を観ましたか?
韓国の作品といえば、ドラマの方がなにかと話題になりやすいですが、映画も魅力的。
クオリティーの高い作品は、公開から長い年月を経てもなお、人々の記憶に残り愛され続けているほどです。
来週からは、そんな良作が日本のテレビで放送される予定。CGを駆使したものやハリウッド顔負けの演出など、趣向を凝らした新作が毎年登場していますが、今観ても見劣りしないものばかり。鮮度の落ちを感じさせないラインナップです。
これを機に、韓国映画にハマってしまうかもしれませんよ。
(図)Danmee パク・ボゴム扮するイ・ヨン、日本のファンが選んだ韓国ドラマのNo.1「完璧男」キャラに!
観相師 (2013)
『観相師』は、韓国で913万人を超える観客動員数を誇ったサスペンス時代劇。朝鮮第4代国王・世宗(セジョン)の息子である首陽大君(スヤンテグン)が起こしたクーデターをベースに、王朝との関わりによって運命が揺れる観相師(人相でその人の運命を読む占い師)の姿を描いています。
完成度の高い脚本はもちろんですが、銀幕のスターソン・ガンホをはじめ、イ・ジョンジェ、イ・ジョンソク、キム・ヘス、チョ・ジョンソクなど、超豪華役者陣による圧巻の演技対決も大きな見どころです。
●キャスト:ソン・ガンホ、イ・ジョンジェ、ペク・ユンシク、チョ・ジョンソク、イ・ジョンソク 他
●日本放送情報:KBS World/2025年3月28日(金) 22時~深夜0時25分
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
猟奇的な彼女 (2001)
『猟奇的な彼女』は、韓流創成期に日本でも熱い視線を浴びたロマンティックコメディー。チャ・テヒョン扮する冴えない大学生と、チョン・ジヒョン演じる抜群のルックスを持つ破天荒なヒロインとの恋を描いた物語です。
韓国におけるラブコメの原点といっても過言ではない作品で、韓ドラでもよく見る胸キュンテッパン要素がてんこ盛り。ストーリー展開までザ・王道ですが、最後はしっかりと驚かせて着地させてくれる、さすがとしか言いようのない仕上がりになっています。
●キャスト:チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン、キム・インムン、ソン・オクスク、ハン・ジニ 他
●日本放送情報:アジアドラマチックTV/2025年3月29日(土) 26時40分~
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
レイトオータム (2011)
『レイトオータム』は、3日間の外出を許可された模範囚の女性が、バスで運賃を貸してほしいと言ってきた男性と繰り広げる切ない大人のロマンス物語。
ドラマではツンデレキャラとして活躍してきたイメージのあるヒョンビンだが、本作では相手役のタン・ウェイと共にしっとりとした演技を披露しており、ヨーロッパ映画のような世界観のなかで、男女の感情を繊細に描いた2人の姿が観る者を魅了します。
●キャスト:ヒョンビン、タン・ウェイ、キム・ジュンソン、キム・ソラ、パク・ミヒョン 他
●日本放送情報:アジアドラマチックTV/2025年3月30日(日) 5時~
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
密偵 (2016)
『密偵』は、観客動員数1000万人越えを果たした映画『悪魔を見た』(2010)のキム・ジウン監督作品。日本統治時代の1923年に、韓国へ爆弾を搬入しようとした義烈団の計画を手助けして逮捕された人物の事件をモチーフにした物語で、それに関わる男たちの命懸けの攻防戦が見どころとなっています。
それに加え、韓国芸能界を代表するソン・ガンホ、イ・ビョンホン、コン・ユ、ハン・ジミンなど、錚々たる役者の名演技や、味方と敵の区別のつかないストーリー、スリル溢れる展開の数々にも夢中になること間違いなしです。
●キャスト:ソン・ガンホ、コン・ユ、ハン・ジミン、オム・テグ、シン・ソンロク 他
●日本放送情報:WOWOW シネマ/2025年3月29日(土) 午前7時30分~
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
カンナさん大成功です! (2006)
『カンナさん大成功です!』は、気軽に楽しむことのできるロマンティックコメディー。日本の漫画家鈴木由美子の同名のコミックを映画化したもので、容姿にコンプレックスを持つ主人公が全身整形後、美女に変身して始まる物語を面白おかしく描いています。
ある程度先の読める展開となっていますが、期待を裏切らないからこその満足感抜群。つい目頭が熱くなってしまうシーンや、整形で幸せを手に入れることができたのか、ルッキズムに対するメッセージ性も含まれています。
●キャスト:キム・アジュン、チュ・ジンモ、ソン・ドンイル、キム・ヨンゴン、キム・ヒョンスク 他
●日本放送情報:KNTV/2025年3月28日(金) 午後8時~午後10時
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
(ライター/西谷瀬里)