高校球児、技術向上に一役 小学生向け練習会に150人
厚木市内の公立高校で野球部と市内の小学生が交流する合同練習会が2月23日、厚木・厚木西・厚木北の3校で開催された。当日は約150人の小学生が参加。高校生から直接指導を受けながら、野球技術の向上に励んだ。
市内からは、厚木高校、厚木西高校、厚木王子高校、厚木北高校が参加。愛川高校(愛川町)、中央農業高校(海老名市)、秦野総合高校(秦野市)、橋本高校(相模原市)の野球部も協力した。
厚木高校では、市少年野球協会の小学3年生から5年生を対象に練習会を開いた。児童らは、高校生を手本にしながらキャッチボールや打撃、守備、走塁などを学んだ。高校生らは参加者一人一人の動きに目を配り、アドバイスを送るなど熱のこもった指導を行った。
厚木高校野球部の熊倉周平顧問は「今回の練習会が高校生と小学生、お互いに良い経験になったと思う。今回の経験が小学生にとってより野球への関心や興味につながればうれしい」と話した。