山梨県と各地を結ぶ「山梨交通」の高速バスってどんな感じ? 3列独立シートに4列シート、車内設備などについてご紹介!
山梨県各地から関東、東海、関西、信州方面への高速バスを運行している山梨交通。今回は山梨交通が運行する高速バス車両を3列独立シートと4列シート、それぞれの車内設備について紹介していきます。コンセントやブランケットなどの設備のほか、リクライニングした様子など写真付きで解説しますよ!
山梨交通の車両外観は?
まず、車両の外観から紹介していきますね。
車両は白地に青いラインが入った外観です。車体には「The Bus of YAMANASHI」「山梨交通」と書かれています。最新車両は、フロントとサイドのディスプレイがLED表示になっているそうですよ。
3列独立シート車両
長距離を運行する京都・大阪線専用の3列独立シートと、周辺設備を紹介していきますね。3列独立シートは1車両につき29席、座席があります。車両後方に向かって左手中ほどにトイレがありますよ。
ヘッドレストは、位置を調整できる可動式です。
シートは130度以上、リクライニングできてしっかりと休めそうです。レッグレストと、靴を脱いで足を乗せるタイプのフットレスト付きです。
右手のアームレスト下にはコンセントがあり、充電ができます。
実際にシートに着席してみました。右足元にはドリンクホルダー、前方にはミニランプが。シートポケットにはエチケット袋や様々な冊子が入っています。
シートポケットの中も見てみましょう。Wi-Fiの接続手順書がありましたよ。
また、山梨交通が発行する車内誌も入っています。この号では、山梨でトレッキングをする方向けの情報や、山梨交通が運営する自動車学校について特集記事があったほか、路線情報などが掲載されていましたよ。
話を設備情報に戻しますね。左手アームレストには、ミニテーブルが格納されています。
そのほかのアメニティとして、ブランケットがあります。抗ウイルス加工が施されているので、安心して利用できますね。
個人的に素晴らしいと思ったのはトイレ近くの座席を2席、空席とされている点です。というのも、3列独立シートで車両後方に向かって右手の乗客は、満席に近い状態だと一度運転席近くまで行き、通路を折り返してトイレに行くことになります。
特に深夜バスだと車内は暗めで、周りに気を遣いながら向かうなんてことも…。そんなときトイレ近くの座席に空きがあれば、気楽にトイレに行けます!
乗客を気づかって29席のところを27席で運用されているのは、とてもありがたい心遣いだと思いました。
4列シート車両
最後に、中距離路線で運行している4列シートの車両設備を紹介していきますね。4列シートは通路を挟んで左右に2席ずつ、車両後方に向かって9~10列のシート配列です。
シートはシンプルな作りで、コンセントやWi-Fiがあるかどうかは、車両によって異なります。
4列シートに着席してみました。身長157cmの私が深く腰掛けて、膝から前の座席まで約15cmといったところです。
そのほかの設備として、車両後方の最後列右手にトイレがありますよ。
以上、山梨交通の3列独立シートと4列シート、そのほかの車内設備について紹介しました。これから山梨方面に移動の予定がある方や山梨から関東や東海、関西へ行く方は、ぜひ山梨交通を利用してみてはいかがでしょうか。