フランスパンの特別授業!?小学校に神戸の老舗ベーカリー『ドンク』の職人たちが登場 神戸市
11月28日は「いいフランスパンの日」。神戸の老舗ベーカリー『ドンク』が、フランスパンの魅力を幅広く伝えたいという思いから神戸市灘区の甲南小学校で特別授業を開催しました。
場所は校内の家庭科室。この日は4年生を対象にフランスパンについての“食育”の授業を行います。
まず最初に「11月28日は何の日でしょう?」というクイズとともに授業がスタート。2025年に創業120周年を迎えるドンクがこだわり続ける「フランスパン」を通し、日本とフランスの食文化の違いなどを紹介。
フランスパンの原材料は小麦粉、水、イースト菌(酵母)、塩ととってもシンプルゆえに、素材や温度、焼き加減などによって仕上がりが大きく変わるため、職人の技術が必要不可欠なのだとか。
フランスパンが出来上がるまでは5、6時間ほど。その工程を動画で紹介すると「生地触るの気持ちよさそう」「発酵の時間めっちゃ長い!」「やっと焼けるのか〜」と次々に声が漏れます。
そして実際に子どもたちの目の前には発酵前、発酵後のパン生地が登場。
発酵前から3倍ほどに高さが増した生地をじっくりと観察し「発酵した生地の方が大きくなっていて、フワフワしてる!」と大興奮。
香りを嗅いだり触ったりして「発酵したあとは匂いが全然ちがうね」「手にくっつくから形をつくるのが難しそう」と、普段なかなかできない特別な体験に気付きも大きかったようです。
手を洗った後はおまちかねの試食タイム!授業の2時間前に焼き上げた、できたてのフランスパンを実食します。
「そのままでもおいしい!」と喜ぶ子どもたちに、お次は「いろんな食べ方を知ってほしい」とバナナ、チョコ、生クリームのトッピングを用意。
「バナナ最高!」「もうひとつ食べたい!」とおかわりコールが続出し、みんなもこの笑顔!
実はフランスパンにはたくさんの種類があり、生地は同じでも大きさや太さで食感が全く違うのだとか。説明を受けた子どもたちはもちろん、筆者も驚きました!
最後はこの日のために焼き上げたという重さ約2キロのジャンボサイズのフランスパンと記念撮影。「フランスパンといえば、ドンク~!」という楽しい掛け声を行い、大盛況の中授業は幕を閉じました。
「この授業を通して食文化としてパンに触れてほしいですね。いろんな食べ方を楽しんだり、実際に触ったり味わっていろいろな発見をして欲しいです」と生産責任者の徳永さん。参加した生徒は「普段はあまりフランスパンを食べないけどおいしかった!授業もとってもたのしかったです」と話してくれました。
話を伺った後にドンクのフランスパンを食べると、小麦の香りや味わいをより感じられ、さらにおいしく感じられました。フランスパンをより身近に感じられるドンクの取り組みに、子どもたちのフランスパンへの親しみもグッと増したのではないでしょうか。
★こちらもチェック!
11月28日は「いいフランスパンの日」として、ドンクやドンクエディテで焼きたてのフランスパン「プティットフィセル」のプレゼントが実施されます。店頭にもジャンボサイズのフランスパンも登場し、もちろん記念撮影も可能♪
プティットフィセルプレゼント開催日
2024年11月28日(木)