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新潟市内8区の魅力から新たな事業を NINNOで「にいがた2km・8区連携オープンイノベーション推進事業」キックオフイベント開催

にいがた経済新聞

NINNOで開催されたキックオフイベントの様子

NINNOで開催されたキックオフイベントの様子

日曜日に直近の記事をピックアップして再掲載します(編集部)

初回掲載:2024年9月30日

イノベーション拠点施設NINNO(新潟市中央区)で9月26日、「にいがた2km魅力創造・8区連携支援補助金オープンイノベーション(OI)型」に採択された4社が、市内8区の魅力発信や課題解決を目指す事業を発表した。同4社は今後2024年度後半、実際に事業を開始していく。

「にいがた2km・8区連携オープンイノベーション推進事業」は、新潟市が主催し、株式会社テレビ新潟放送網とSocialups株式会社が運営。市内8区が持つ魅力や特徴から、新しい商品、サービス、売り方などを創出していくこと目指す。

今回NINNOで行われたイベントでは、前述の補助金に採択された企業がそれぞれの事業を発表。会場には、行政や民間などから約20人が参加し、事業の内容に耳を傾けた。

採択されたのは、株式会社ネルニード(事業名「NIIGATA CITY OCTAGON TOURISM」、有限会社モノクローム新潟(同「2km×8区アンテナショップ開設事業」)、株式会社新潟管財企画(同「地域の魅力を発信するセミオーダーのファンツアー造成サポートサービス」)、株式会社OGIX(同「大学におけるeスポーツサークル・部活動促進ゲームによる地域活性化」)の4社。

モノクローム新潟の原澤秀明代表取締役

モノクローム新潟の原澤秀明代表取締役は、「新潟市異業種交流研究会協同組合(N-MEC)のメンバーと連携してこの補助事業を進めていきます」と語った。

プレゼンテーションの様子

新潟市都市政策部の宮崎博人政策監

新潟市都市政策部の宮崎博人政策監は挨拶の中で「我々のところにもいくつかビジネスアイデアや提案をいただいており、実際に新しいビジネスもにいがた2kmから生まれてきている。にいがた2kmから生まれたものを、郊外の区へも繋げていきたい。過去2年間、新潟市が自前でそうした取り組みをしてきたが力が及ばなかったところもあり、今年は民間の力を借りて事業を展開している」と説明した。

発表後は質疑応答のほか、参加者との意見交換や交流なども行われた。ここからさらに、協力や連携が生まれることが期待される。

発表を行った4社の事業は、これから本格的に始動する予定で、来年2月にその成果報告会が行われる。

【関連サイト】
新潟市異業種交流研究会

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