ドイツ選手が上越柔道大会に初出場!東京五輪後も交流深める
東京オリンピック・パラリンピックをきっかけに続いているドイツとの交流を記念した柔道大会が、23日(土)に上越市の謙信公武道館で行われました。
東京2020ドイツ交流記念 第40回上越柔道大会
ドイツとの交流を記念した大会には、ドイツの高校生をはじめ、上越市の小学3年生から大人まであわせて96人が出場しました。
ドイツと上越市は「東京2020パラリンピック」で上越市がドイツ柔道チームのホストタウンを務めた縁で、その後も交流が続いています。
東京オリンピック後、今回はじめてドイツから、ナショナルチーム入りを目指す高校生8人が来越し、先週20日から上越高校の柔道部などと一緒に練習を重ね、大会に臨みました。
高校生73キロ級男子の決勝に進んだのは、上越高校2年生の中村将吾選手とドイツのU-17の全国大会でベスト5に入ったダーウィン・シュナイダー選手です。中村選手は去年8月、上越市からドイツに派遣され、国際交流を体験したメンバーの一人です。
結果はダーウィン選手が豪快な投げ技で一本勝ちし、優勝を決めました。
上越高校 中村将吾 選手
「ドイツの人たちの力強い柔道、体験したことのない柔道ができて楽しかった。決勝戦では豪快な裏投げ、上手でびっくりした」
ダーウィン・シュナイダー選手
「大会に参加できたことはとても光栄。日本人と試合することができて良かった。試合自体も楽しかったし、優勝できて良かった」
ドイツ柔道連盟 指導者 ヤノス ベルクスケイさん
「交流することも大事だがお互いの文化に対するリスペクトも子どものうちから感じてもらうことはすごく大事」