市総合計画審議会 加藤市長意向 どう結ぶか 新年度1回目の会合
小田原合同庁舎で7月4日、学識経験者や行政機関と公共団体関係者らによる小田原市の総合計画審議会が開かれた。
同審議会は、市が取り組む総合計画を調査審議し、その結果や意見を具申する目的で設置される市の附属機関。今回は今年度1回目、また5月に市長が交代して初めての開催となった。
この日は対面とオンラインで18人が参加。2022年度に策定された「第6次市総合計画」の取り組みの評価、検証の進め方といった全体的な流れなどが説明された。
質疑応答の中では、参加者から市長が交代し事業が引き継がれるのかといった声も挙がった。市の担当者は「総合計画の基本構想は議論がなされ、議会の議決を経たもの。現在は市長のマニフェストと市の施策をどう結びつけるか検討中で、総合計画を前進させるかたちで考えたい」と話していた。
今後、総合計画に示された取り組みついての討議が進められ、9月頃に審議会による評価報告書が公表される。