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「洗面ボウル」のうっかり忘れやすい“掃除スポット”→「見逃してた」「汚れがひどい…」「悪臭の原因」

saita

「洗面ボウル」のうっかり忘れやすい“掃除スポット”→「見逃してた」「汚れがひどい…」「悪臭の原因」

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。「洗面台がなんか臭う……」、もしかするとそれは配水トラップに溜まった汚れが原因かもしれません。そこで今回は、うっかり忘れやすい“洗面ボウルの配管”をきちんと掃除する方法をご紹介します。

排水口は「パイプユニッシュ」で洗浄しよう

洗面ボウルの水切れが悪い、イヤな臭いが気になるなどの不具合が起きる場合は、配管に汚れが蓄積している可能性があります。
配管は目で見てわからない部分なので、いつの間にか汚れが酷く溜まっているケースが少なくありません。
配管のお手入れは、「パイプユニッシュ」をはじめとする市販の洗浄剤を使うと簡単です。ただし、使用する際は注意点もありますので、“正しい使い方”でお手入れしてください。

洗面ボウルの「配管」を掃除する方法

手順1.ヘアキャッチャーを引き抜いて取り外します

ヘアキャッチャーに汚れが溜まっている場合は、大きなゴミをティッシュなどで取り除いてからよく洗いましょう。

細かい部分は歯ブラシでこするとキレイになります。

手順2.パイプユニッシュを排水口に注ぎます

使用量は目的に合わせて調整してください。詰まり予防と消臭であれば、1目盛り分で十分です。
ヌメリが気になる場合は2~3目盛り、排水口が詰まっている場合は4~5目盛り分注ぎます。

手順3.15~30分放置します

すぐに水を流すのはNG。しばらく置いて、汚れが溶けるのを待ちましょう。
ただし、長時間放置しすぎると、落ちた汚れが配管内で詰まる恐れも……。置く時間はきちんと守ってくださいね。

手順4.一気に水で洗い流したら終了!

パイプユニッシュを流すときは、弱い水流で落とすのではなく、水を一気に流すのが正解です。水圧が強いと、分解された汚れを一気に押し流すことができます。洗面器に水を溜めて、一気に水を流しても◎。
ただし、熱湯使用は禁止です。パイプユニッシュは塩素系洗剤であり、熱いお湯を加えると有害なガスが発生する危険があります。

洗い流した後は、排水口の入り口を歯ブラシでこすり掃除しましょう。

浮いて落ちやすくなった汚れが剥がれ、歯ブラシが真っ黒になりました。

最後にヘアキャッチャーを取り付けましょう。

Before・Afterを比べてみた

Before

ヘドロで真っ黒になっている、洗面台の排水口。臭いの発生源になっていました。

After

洗面ボウルは毎日欠かさず使う場所。配管の汚れが溜まると、髪の毛やヘドロが溜まり、詰まりや悪臭の原因になります。
定期的に掃除をして、キレイな洗面ボウルを保ちましょう。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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