【ポケモンGO】灼熱の『シティサファリ in ムンバイ』徹底レポート! 前編「クルタピカチュウに会いたくて」
ポケモンGOトレーナーのみんな、ナマステー! さっそくだけどお兄さんは2025年3月29日(土)~30日(日)にかけて開催された『ポケモンGOシティサファリ in ムンバイ』に参加してきたよ!! ダンニャワードーーーー!(ヒンディー語でありがとう)。
さて、今回はあまりにもお伝えしたいことが多すぎるため、イベントレポートは前後半の2部制でお届けしたい。前半戦はゲーム内容を中心にした、その名も「クルタピカチュウに会いたくて」DA!
・4都市同時開催
そもそも今回のシティサファリは、前代未聞の「4都市同時開催」であった。戦いは「シンガポール」「ミラノ(イタリア)」「サンティアゴ(チリ)」「ムンバイ(インド)」のどこを選択するかから始まっていたのである。
お兄さんは当初から「サンティアゴ or ムンバイ」の2択に絞っていたのだが、日本のほぼ裏側にあるサンティアゴは超ファーラウェイ。まあまあ早い段階でムンバイ行きを決めていた。
・ムンバイ行きを決めた理由
その理由はズバリ、ナイアンティック……というより「ポケモン社」にとってインド市場が最重要エリアの1つだと思っているから。2023年にはインドマーケティング室を社内で新設したことも明かされている。
それと連動してポケモンGOにもインド発祥のイベント「カラーフェスティバル」が登場したり、2024年10月には「サリーピカチュウ」が、今年3月には「クルタピカチュウ」が実装された。
気付きにくいが「サリーピカチュウ」と「クルタピカチュウ」はポケモンGO史上初となる“純度100%の地域限定ポケモン”であり、元々いたポケモンを各地に配置したカモネギやルチャブルなどとは趣が大きく違う。
・決意
各種「風船ピカチュウ」や「シャツピカチュウ」も「そらとぶピカチュウ」という規格に沿って誕生したピカチュウであり、その地域のために生み落とされたのは「サリーピカチュウ」と「クルタピカチュウ」だけなのだ。
ピカチュウに限らず、どのポケモンもナイアンティックが独断でどうこう出来るほどポケモン社は甘くないと私は思っている(いい意味で)。つまり「サリーピカチュウ」と「クルタピカチュウ」は、
「インド市場に全力で挑戦するッッッ!!!!!」
……という、ポケモン社の強烈な意思の表れなのではないだろうか? そういう意味でムンバイで「サリーとクルタが来るかも」という計算はあったし、逆に「シティサファリで出ないでどこで出るの?」とも思っていた。
・インドでイベントの確率大
つまり今後もインドで「ポケモン社」と「ナイアンティック」が連動してイベントを開催する可能性は高いハズ。インドは他国と比較してもなかなかハードルが高いため、道先案内人としてもムンバイ行きを決断した次第である。
前置きがメチャメチャ長くなってしまったが、シティサファリが開催される数日前に「サリーピカチュウ」及びに「クルタピカチュウ」がレイドで登場することが発表された……キタコレ! 圧倒的勝利を確信し、お兄さんは人生初のインドへと旅立った。
……のだが。
結果的に「サリーピカチュウ」と「クルタピカチュウ」との戦いは「ウルトラハードモードだった」と言わざるを得ない。「行けばどうにかなるっしょ」というのは甘い考えだったのだろう。
・実質的サファリゾーン
さて、念のため説明しておくと箱型の「サファリゾーン」とは違い、シティサファリは街全域が会場となっている。もちろんムンバイでも市内全域でシティサファリが開催された。
ただし! 「サリーピカチュウ」と「クルタピカチュウ」が出現するのは、ムンバイ市内にある「フェニックス・パラディウム」というショッピングモール周辺のみ。
さらにタスククリアに必要なイーブイポケストップもモール内に配置されていたため、実質的には「フェニックス・パラディウム サファリゾーン」といった様相のイベントであった。
・負けられない戦い
で、今回のシティサファリでピカチュウ以外の目玉は、初実装となるドロバンコ! サリーは既に持っているため「色違いドロバンコ」と「色違いクルタピカチュウ」がお兄さん的なミッションであった。
フェニックス・パラディウムは小規模なショッピングモールが複数併設されていたものの、敷地自体はさほど広くない。ただ清潔さや安全面は「日本と同レベル」と言っていいのではないだろか?
ピカチュウはシティサファリ前日から出始めており、初日は30戦ほどを消化。翌日も早朝5時半からピカチュウレイドを周回しているうちに『シティサファリ in ムンバイ』がスタートした。
・勝敗
んで、ここで2日間(3日間)の成果を結果発表ォォォォオオオオ! ドロバンコは2日間で267匹、ムンバイ背景のイーブイは17匹、そしてピカチュウは合計で215戦。それぞれ色違いはというと……
ドロバンコ3!
イーブイはZERO!!
そして色違いピカチュウは……
クルタが1ィィィィイイイイ!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
色違いクルタピカチュウが出たのは2日目の午後で、累計190戦目あたり。8人ほどいたフレンドさんたちはMAXでも1匹、なんなら出なかったフレンドさんの方が多かった。こ・れ・は・キ・ツ・イ……!
またドロバンコも3匹は出たが、シンガポールに行ったフレンドさんが軒並み20匹以上をゲットしていることを思うと「負けた」という感情がある。逆にイーブイに関しては「そういうもん」と悟っているため特に問題はない。
ただそれでも「色違いクルタピカチュウ」が出た時点で勝利だと自分では思っている。ナマステ、ムンバイ。ダンニャワード、ピカチュウ。笑いが止まらない大勝利ではなかったが、それでもムンバイに後悔は無い。
・BOY MEETS GIRL
加えて今回ムンバイに参加したフレンドは当初2人だけだったが、気付けば数人の遠征勢とフレンドになっていた。インドでもまた「出会いこそ人生の宝探しだね by trf」を実感した次第だ。ポケモンGOは、マジでここがすごい。
先述のように今後もインドでイベントが開催される可能性は非常に高いハズ。ムンバイで感じたインドにおけるポケモン、ポケモンGO、そしてポケ活については後半の記事で後日お届けする予定だ。どうぞお楽しみに。
というわけで『シティサファリ in ムンバイ』の前半戦をお届けした。あっちは33度だったのに帰ってきたら日本が11度ってどんだけーーーーー! なう手がかじかんでいます。それではトレーナー諸君の健闘を祈る!!
参考リンク:ポケモンGO公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:c 2016-2025 Niantic. c 2025 Pokemon. c 1995-2025 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)