1カ月で3000円以上もお得に!食品ロスを防ぐための具体策を、10年で3000万円貯めた主婦が伝授
2人の子どもを持つアラフォー主婦のぴーちさん。結婚当初は、夫の浪費癖やぴーちさん自身のズボラな性格も影響し、貯金はほぼゼロだったといいます。しかしその後「こんな夫婦でも無理なく楽しく続けられる節約を!」と一念発起。投資をせずに、節約のみで10年間で3000万円の貯金に成功したのです。書籍『ストレスフリーで楽しく実現! 1年で300万円貯まる超節約術』(KADOKAWA)は、ぴーちさんが10年間で行ってきた楽しく貯めるためのメソッドをまとめたもの。今回はそのなかから、食費や光熱費といった実践的な節約術をご紹介します。
※本記事は4人家族の主婦ぴーち著の書籍『ストレスフリーで楽しく実現! 1年で300万円貯まる超節約術』から一部抜粋・編集しました。
食材を丸ごと食べておいしく節約!
1年で36,000円節約! ※ 月3,000円のロスをなくした場合
買った食材は使い切り、"食品ロスゼロ"を目指しています。(※)一般家庭の食品ロス率は、3.7%といわれています。4人家族の平均的な1カ月の食費は8万8000円といわれているので、3000円以上もムダにしていることに。お金を出して買った食材を捨てるのは、その分のお金を捨てているのと同じ。もったいないですよね。
食品ロスゼロのために、毎晩夕食作りのときに賞味期限をチェックしています。賞味期限が短くなったものは、冷蔵庫の見やすい場所にまとめておいて早めに使うようにしています。そして、食材の食べられるところはすべて食べます。
たとえば、ニンジンの皮は薄いのでむかずに食べたり、大根はむいた皮を千切りにしてきんぴらにしたり。そのほかにも、アレンジレシピを考えて楽しんでいます。
買ってきた長ネギは傷みやすい青い部分だけすぐにカット。みじん切りにしてフリーザーバッグに入れたら冷凍庫へ。冷凍ネギは味噌汁や和風パスタに入れたり、ネギ味噌にしたりと幅広く使えます。使い終わった出汁パックは、中身をフライパンで空炒りし、ゴマなどを加え醤油で味付けしてふりかけにしています。
家族みんなのお気に入りが、細かく切った鶏肉の皮をフライパンで焼いて作る、鶏油(チーユ)。ラーメンやチャーハン、野菜炒めなど、どんな料理も絶品にしてくれる上に、市販の油の節約にもなります。傷まないように冷蔵庫に入れて、2週間ぐらいで使い切ります。脂を取ったあとのカリカリ鶏皮チップスは夫のおつまみにはもちろん、子どもたちも大好きです。
食材を余すことなく食べれば、生ゴミも減るのでまさに一石二鳥! 自治体指定の有料ゴミ袋がある地域ではゴミ袋代の節約になりますし、ゴミが少なければゴミ捨て場に行く労力・時間も減ります。
※農林水産省「食品ロスの現状について」
絶品!鶏油(チーユ)の作り方
※本記事に掲載している商品情報などは、2024年7月現在のものです。また、掲載している制度やサービスなどは変更・終了する場合があります。