絵本を地域の園に寄贈 日産テクニカルセンター
日産自動車株式会社テクニカルセンター(厚木市岡津古久)は4月25日、社会貢献活動の一環として、同社が協賛する「日産童話と絵本のグランプリ」の大賞作品を市内20の幼稚園と52の保育園などに寄贈した。
贈られたのは、童話の部大賞作品『今日にかぎって』(作・樺島ざくろ、絵・奥野哉子)と、絵本の部大賞作品『さんにんだけのないしょのはなし』(スージィ作、出版時改題『うつらうつら』)の2冊。
同グランプリは、1984年に創設されたアマチュア作家を対象とした創作童話と絵本のコンテスト。毎年全国から約2000編の応募があり、新人作家の登竜門として知られている。
当日はレンブラントホテル厚木で贈呈式が行われ、同社R&D総務・ファシリティマネージメント部の永澤実部長、厚木地区幼稚園協会の中尾賢治会長(ちぐさ幼稚園)らが出席した。永澤部長は「グランプリは今回で40回目を迎えた。寄贈した絵本を幼稚園の子どもたちにぜひ読み聞かせてほしい」と述べた。中尾会長は「読み聞かせは、子どもたちの教育において非常に重要な柱。いただいた絵本を大切に活用し、子どもたちの豊かな心を育んでいきたい」と応えた。