新規上場を果たしたリカバリーウェアのTENTIALの第1四半期は過去最高 今期は売上高、各利益とも3倍超を見込む
2025年2月28日に東証グロース市場に新規上場した、リカバリーウェアなどを展開するTENTIALは6月13日、2025年8月期の第1四半期決算を発表した。売上高は28億5100万円(前年同期比229.9%増)、営業利益は1億8900万円(前年同期は1200万円の赤字)、四半期純利益は1億3100万円(同900万円の赤字)だった。売上高、営業利益ともに第1四半期としては過去最高となり、最終利益は黒字転換した。
TENTIALは、中西裕太郎氏が2018年2月に創業し、スポーツメディア事業からスタートした。その後、ウェルネス市場に参入し、2019年にコンディショニングブランド「テンシャル(TENTIAL)」を立ち上げる。現在、虎ノ門ヒルズ店を始め、全国に15店舗を展開しており、取扱店舗は100店舗を超えている。ナイトウェア「バクネ(BAKUNE)」は2021年2月の販売開始から累計で100万枚以上を売り上げており、ヒットを続けている。
TENTIALは同日、2025年1月期の通期業績予想の修正を発表した。今期は決算期変更に伴い7カ月決算となる。売上高は95億600万円、営業利益は6億4900万円、当期純利益は4億6400万円に修正した。12カ月換算でも売上高、各利益とも3倍超の高い成長を見込む。