少数与党で良かった点
今回の衆議院議員選挙で自民・公明では過半数に届かなかったため、少数与党として国会を運営していくことになる。11月5日「長野智子アップデート(文化放送)」では、日刊ゲンダイ第一編集局長の小塚かおるが少数与党で動かす国会運営について語った。
小塚「今までの国会って自公が勝手にやっていて、全て決めて、当たり前のようにそういう国会が運営されていたんだけれども、今回、国会召集日である11日の前日とか当日に石破総理が野党の党首と会うわけですよね。そういう意味で言うと総理としても野党の協力がなくては国会が動かせないということは分かっているので、最初から党首会談をして国会で活発な議論が行われるようになるんであれば良かったなと思います」
長野「しかも安倍政権と違って石破さんはどちらかというと、立憲の野田さんと政策的に近いし、成熟した議論をして政策実現するんじゃないかなという期待はありますよね」
小塚「今回の選挙結果は、ちゃんと国民のための政治を実現してほしいという世論でもあるわけなので、そこの部分は期待したいと思います。もうひとつ政局的に言うと、少数与党である限り不安定ではありますよね。常に石破さんはいつまで続くのみたいな話が出ることになると思います」