自宅で作れる発酵レシピ! 今すぐ真似したい「トマトの漬物」の作り方
KBS京都で放送中の『SUNNY TIME』。
今回は、2024年11月2日(土)に放送された『京都エキスパート』コーナーから、発酵のエキスパートである“発酵プリンス”こと楠修二さんをご紹介。
発酵のことをもっと知りたい方は必見です!
発酵のエキスパート・楠修二さん
今回ご紹介するのは、“発酵”のエキスパート・楠修二さん。
発酵のことを日々研究しながら料理教室も開いており、“発酵プリンス”とも呼ばれています。
そもそも発酵とは?
発酵とは、人にとって役立つ菌の働きのことです。
菌には2種類の働きがあり、良い菌が働くと“発酵”、悪い菌が働くと“腐敗”という現象が起こります。
例えば、牛乳に含まれる乳酸菌は、糖を食べて乳酸に変える働きが起こりヨーグルトへと変わります。
他にも納豆菌や酢酸金、こうじカビなども良い菌の一種。これらの働きのことを総じて“発酵”と呼びます。
ちなみに楠さんは、自家製の発酵食品も種類豊富に手掛けています。
おすすめは、ドイツの発酵食品『ザワークラウト』。キャベツに塩を加えたお漬物で、乳酸菌が働くことで弱酸性のまろやかな味わいを楽しむことができます。
すぐに真似できる簡単レシピもチェック!
ちょっと珍しい『トマトの漬物』は、おうちでも簡単に作れる発酵食品!
今回は、『出張!!サニーキッチン』としてレシピをご紹介いただきました。
材料
用意するのは、熱湯消毒した瓶と瓶一杯に入るミニトマト、少しのお塩だけ。
作り方
(1)まずは、すべてのミニトマトを半分にカットしていきます。
(2)トマトの総量を計測したら、およそ2パーセントの塩を加えてトマトと混ぜ合わせましょう。
(3)塩になじませたトマトは、熱消毒が済んだ瓶にいれます。
(4)すべてのトマトを入れたら、ビンの口にアルコールを振り殺菌消毒します。
POINT:雑菌による腐敗を防ぐことができます。
(5)清潔な袋を準備したら、水を入れて空気を抜くようにねじって結びトマトの上に乗せます。
POINT:重しの役割となり、トマトの隙間の空気を無くして雑菌を防止!
(6)蓋をしたら完成! 約2週間ほど置くとおいしいお漬物に仕上がります。
トマトは、発酵すると果肉と液体部分で分離するため、液体部分を使ったアレンジレシピも楽しめるそうです。
健康にも良いといわれている発酵食品。意外と手軽に作れるので、積極的に取り入れていきたいですね!
文/sumire
【画像・参考】SUNNY TIME(毎週土曜日10:30~11:55) – KBS京都
※この記事は、2024年11月2日(土)放送時点の情報です。