「福祉切り捨て」を批判 渡辺市議が主張
幸区選出の渡辺学市議(共産)は1月19日、市産業振興会館で開かれた同党幸区後援会主催の新春の集いで講演。「福祉の増進どころか、福祉そのものを切り崩し壊している」と福田市政を批判した。
物価高騰による生活苦に対する川崎市独自の支援が全くないとも指摘。介護報酬引き下げによる減収分をめぐり、新潟県村上市が独自に補助することを決めたことを紹介し、介護職の処遇改善を訴えた。臨港道路東扇島水江町線など大規模開発に多額の税金をつぎ込んでいるとも批判。「市民のための政治」が必要との認識を示した。