子どもたちのイキイキとした日常を切り取った、ドラマ感じさせる場面写真が公開『ふつうの子ども』
監督:呉美保×脚本:高田亮による完全オリジナル新作映画『ふつうの子ども』が9月5日(金)全国公開。この度、5月29日(現地時間)から開催される世界最古の子ども映画祭“ズリーン国際映画祭”でのワールドプレミアを前に、待望の本予告ならびに場面写真が一挙解禁された。
待望の本予告が解禁
「ウンチをしたら流す!紙で拭くのを忘れずに」と教室で元気よく作文を発表する唯士10才。友だちとワイワイ登校し、家では母と楽しく笑い合う、ふつうの小学生。そんな唯士が“好き”を知る!相手は同級生の心愛。「私たち子どもが生まれる前から二酸化炭素を出し続けているのは大人たちです」と発表し、先生に「大人が悪いとか誰が悪いとか言わないほうが…」と言われても「じゃあ子どもが悪いんですか」と物怖じすることなく自分の意見を口にする女の子。そんな心愛に惹かれた唯士は、図書館では偶然を装って環境問題の本を熱心に読む心愛に近づき、教室では「いいよね、カーボンニュートラル」と心愛に近づきたい一心で勉強した知識で声をかけるが、どうも心愛はそっけない。そこに、クラスのちょっと問題児の陽斗が絡んできて、何やら三角関係の様相に・・・。そして心愛の提案で「大人の意識を変えるには行動を起こさなきゃいけないんだよ」と“環境活動”を始める三人。しかし、子どもたちの一途な思いがエスカレートし、親たちも巻き込んだ大騒動へと向かってしまう。“好き”という思いを巡る嬉しさ、楽しさ、そして戸惑い。「10才になったら半分大人になるって言われました」という言葉が胸に残る本予告となっている。
また、あわせて場面写真9点も一挙解禁。今回解禁した場面写真は、唯士、心愛、陽斗たちのイキイキとした日常、そして子どもたちを取り巻く大人たちの事情をビビッドに切り取ったもの。子どもたちと一緒に出会い直す私たちの世界は、こんなにも明るくて、スリリングで、ドラマチック!そんな物語を予感させる場面写真となっている。