ごはんを背中にドサッ! ゾウの〝謎行動〟に1.9万人がほっこり「無言のアピールwww」「ちゃぶ台返し?」
周南市徳山動物園(山口県)で飼育されているゾウの〝謎行動〟が、X上で話題となっている。
2025年2月17日、同園の公式Xアカウントが投稿したのは、同園で飼育されているゾウの写真。
足元にはたくさんの草が置かれているが、よく見ると背中にも結構な量の草が乗っかっている。
これは一体どういう状況なのか。同園は、この写真と共にこうつぶやいている。
「ごはんが自分好みの味でなかった時、ナマリーはまず背中にどさっと乗せます。 意図は分かりません」
え、えぇ~? 無言の抵抗って、こと......!?
Jタウンネット記者は19日、この投稿について周南市徳山動物園に話を聞いた。
好き嫌いがある
取材に応じた同園飼育員の小田原多衣子さんによると、投稿写真は17日の午後4時ごろにゾウ舎寝室で撮影したもの。
写っているのは、スリランカゾウの「ナマリー」(18歳・メス)だ。
ナマリーは〝ごはん〟として出される草の種類に好き嫌いがあるタイプらしい。はっきりとした時期は不明だが、いつからか好みでないものを背中に乗せるようになったという。
背に乗せた〝好みでない草〟はそのままにしていることもあれば、体を揺らして落とすこともあるそうだ。
だが、こうした行動はナマリーに限ったことではないらしい。
「他の動物園のゾウはわかりませんが、当園にいるオスのミリンダは、似たような行動をすることがあります」(同園飼育員・小田原さん)
ちなみに、今回の写真は夕方の食事時に撮影したものだが、翌朝には草は食べ尽くされていたとのこと。
一度背中に乗せてみたら、また食べる気になった......のかも?
今は食べる気になれないときって、あるもんね。
苦手なものをお皿の端に寄せる人間の子供のようなナマリーの行動に、X上では1万9000件以上のいいね(19日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「これじゃないやつくださいと言っているのでしょうか」 「ヒトで言うならちゃぶ台返し...?」 「かぶり過ぎやー。そして納得いかない、と言ったようなナマリーちゃんのこの表情」 「背中で語るってこういうことだったのか...」 「無言のアピールwwwかわいすぎるwww」 「無かった事にするのかしら?」