A24衝撃作『終わりの鳥』4月4日決定 ─ 命の終わりを告げる鳥が、余命わずかな娘の元に舞い降りた
A24が放つ衝撃作『Tuesday(原題)』が、邦題『終わりの鳥』として2025年4月4日より日本公開になることがわかった。命の“終わり”を告げる鳥と母娘ふたりの奇想天外にして心温まる物語。驚きとユーモアと涙に満ちた、かつて観たことのない“死”をビジュアライズした刺激的な一本。予告編映像が届いている。
地球を周回して生きものの“終わり”を告げる鳥<デス>と、その鳥と寄り添う病気の少女。かたや一心不乱に鳥と闘う少女の母親。世にも奇妙な<デス>と突如対峙することによって、母娘ふたりは間もなく訪れるであろう別れを次第に受け止めてゆく。そのプロセスを風変わりな表現を用いて、驚きとユーモアと涙で満たす。アイス・キューブの名曲「It Was a Good Day」に乗って、いよいよ日本に“飛来”する。
次世代を牽引する新たな才能を発掘してきたA24のもと、長編監督デビューを飾ったのはクロアチア出身のダイナ・O・プスィッチ。タバコをくゆらせ、ラップのリズムを刻むチャーミングなキャラクターを造形する一方で、“死”という観念を奇想天外に視覚化、その苦悩にも触れるなど奥行きのあるストーリーに仕立てた。
繊細でウィットに富んだチューズデー役には、『恋人はアンバー』のローラ・ペティクルー。シリアスとコミカルを横断する絶妙なバランスで母親・ゾラを演じたのは、エミー賞常連の人気TVシリーズ「VEEP/ヴィープ」で知られる、コメディエンヌのジュリア・ルイス=ドレイファス。
世にも奇妙な鳥と突如対峙することになった母娘の物語は、命あるものすべてが迎える“死”を描きながらも、今ここにある“生”をヴィヴィッドに照らし始める。『終わりの鳥』は2025年4月4日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開。