初冬のティップランエギング釣行で1.2kg級筆頭に船中40尾と好調【佐賀・WINGAR】
11月10日、曇りのち雨。週末シケのサイクルにはまり、なかなか釣りに行けませんでしたが、佐賀の東唐津港から出船のWINGARにてティップランに行ってきました。今回はチャーターで予約したので仲間内でワイワイと女性アングラー2人を含め7人。ティップランはみんな経験値が少ないため船長に釣り方を習いながらの釣行です。
WINGARでティップランエギング
佐賀の東唐津港から午前6時30分にいざ出船。30分ほどで最初のポイントに到着。前日は朝イチからよく釣れたとのことで期待大、最近はサイズもよくなってきたとのこと。私は前から3番目の真ん中あたりの釣座。
1尾釣れると連続ヒット
朝イチは、風もなく潮も動いておらず、真っすぐにエギが真下に沈み、船は動いていない状態でした。そんな厳しい状況のため、なかなか1尾目が来ません。
沈黙を破ったのは船尾にいた藤瀬さん、サオを曲げて上がってきたのは秋イカサイズのアオリイカ!1尾釣れるとバタバタっと釣れることが多いので集中します。藤瀬さんに聞くと、アタリがあったのは底でヒットエギカラーはケイムラ、オモリは20gを使用とのことなので釣れた人のマネをしてエギをセット。
すると今度は船首にいた田中さんに強い引き、正体はモンゴウイカ。その後、露木さん、八色ちゃんが秋イカサイズを拾い釣り、続けて下瀬さんにもヒット。
筆者に待望アオリイカ
なかなかアタリもなく焦っている私に船長よりアドバイス。シャクりすぎて釣れるタナを外しており、巻き上げすぎないようにとのこと。そして、たくさん釣っている露木さんからもアドバイス、エギがあまり動いていない、静と動をもっとしっかりとのこと。なかなかこれが不器用な私には難しい、しかしながらできるだけ意識して頑張ることに。
ポイントを変え1投目、着底するやいなや、はっきりとしたアタリ。アワせるとやっと乗ってきました。どうやら群れの上を通ったようで私を含め5人同時ヒット!
小さい秋イカサイズでしたが、ようやく手にした1尾目にうれしさがこみ上げます。釣れてくれてありかとうイカさん。
1kgオーバーの良型追加
ここから露木さんが快進撃、エギを落とすたびにイカを掛けます。海底には群れがいると言ってましたが、隣で釣っている私にはアタリがありません。イカがアタックして来ないのか、それともアタリに気づけないのか。腕の差が出る釣りだと毎回ながら実感。
先ほどのアドバイスを意識しながら釣っているとフワっとしたアタリ、即アワせるとグンっと重みが乗ります。この細かなアタリを取ってイカを掛けれた時はとってもうれしくなります。
昼をすぎると雨が強くなってきました。ここで下瀬さんと藤瀬さんが1kgオーバーの良型のアオリイカを追加。私も良型が来るようにと一生懸命にシャクりますが、ドラマは起きませんでした。
最終釣果
雨が強くなり午後1時30分ごろに納竿。終わってみれば私はアオリイカ5尾とまずまずの釣果。今回ティップラン初めての八色ちゃんも5尾と好釣果。トップは9尾の露木さん、1.2kgのビッグサイズをゲットしたのは藤瀬さん。船中35~40尾で、小型はリリースしました。まずまずの釣果で全員ヒット、とても楽しい釣行となりました。
今から寒くなってくるとアタリをとるのは難しくなってきますが、イカのサイズは上がります。より腕に差が出る季節に突入しますが、上手になるには、これからが良い季節なのかもしれません。
なお、今回はイージーQキャスト喰わせにパタパタシンカーの20~30gをセット、カラーはケイムラボディをチョイス。フワっと持ち上がるアタリは1回。コツンとしたあとにエギを持ってくようなイトが張るアタリが3回。残り1回は気づいたら付いていたという感じでした。
アタリの多い秋、大型が釣れる冬のティップラン。まだやったことない人はぜひチャレンジしてみてほしい釣りです。
<週刊つりニュース西部版・赤堀 泉/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース西部版』2024年11月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。