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4月29日、七尾市魚町に「白馬咖喱（シロウマカレー）」がオープン！
同市の白馬農園が手掛けるお店で、農園で育てた有機野菜をふんだんに使用した本格スパイスカレーが味わえます。

観光名所としても有名な一本杉通りに構える「白馬咖喱」。
もともと近くの自然派食堂「ひのともり」にて月曜限定で間借り営業をされていましたが、このたび待望の実店舗がオープンしました。

アジアンテイストの雑貨やインテリアが散りばめられた店内は、シンプルながらどこかオリエンタルな雰囲気。
女性一人でも入りやすい、カフェのような居心地の良さがあります。

アジアのレストランをイメージした円卓のテーブル席のほか、ゆったり座れるカウンター席も完備。
そんな空間でいただけるのが、自家栽培した旬の野菜や地元の食材を活かしたスパイスカレーです。

「月替わりカレー」（2種盛り1,650円）

イチオシは、「月替わりカレー」。
春は筍や春キャベツ、夏はナスやゴーヤなど…旬の食材と数種類のスパイスを組み合わせた多彩な一皿が、毎月異なるラインナップで登場します。
※1種盛り（1,350円）、3種盛り（1,850円）もあり

6月限定で楽しめるのが、「ほうれん草たっぷりサグチキンカレー」と「ズッキーニとイカのいしるカレー」の2種類。
「ほうれん草のサグチキンカレー」は、ほうれん草のマイルドな甘みとゴロッと入った鶏肉の旨みが絶妙にマッチ。
辛さはなく、コクのある優しい味わいなので、子どもでも食べやすいですよ。

能登で獲れた新鮮なイカを使った「ズッキーニとイカのいしるカレー」は、口の中いっぱいに広がる魚介感！
同じく能登で親しまれている魚醤・いしるの香りが、イカの旨みをグッと際立たせてくれています。

カレーはどちらも素材本来の美味しさを活かしながら、スパイスの種類や量を調整しているそう。
食べ進めるごとに見え隠れするスパイスの存在感に、店主のセンスが光ります。

トッピングには、米油でカラッと揚げたレンコンやナスの素揚げが。
軽い食感で、凝縮された野菜そのものの旨みが絶品！
実はカレーにも米油が使われており、胃もたれしにくくさらりと食べられるのが魅力です。

「陶工房つばめ」でカレーに合うように特注したお皿にも注目。

また、自家農園で手作りの発酵肥料を使い、有機栽培にこだわった新鮮な野菜が添えられているのも、ここならでは。 甘みや渋み、酸味などのバランスがよく、何もつけなくても「美味しい！」と感じる野菜の濃厚さに驚かされます。

ボリューム満点ながら、野菜たっぷりでとってもヘルシー！
罪悪感なく、お腹いっぱいになれるのが嬉しいですね。

「白馬農園」を経営する店主の守崎さんは、学生時代から食べ歩きをするほど好きなスパイスカレーに、自分の作った野菜を組み合わせられたら…と、約2年前からカレー作りを開始。
間借り営業やイベント出店を通して腕を磨きながら、オリジナリティあふれる多彩なカレーを生み出してきました。

「ここをきっかけにたくさんの人が集い、震災前のような活気を取り戻せるよう盛り上げていきたい」と、守崎さん。
今回ご紹介した月替りカレーはもちろん、地元の調味料や食材を使った名物「七尾カレー」も人気なので、ぜひチェックしてみて。

昼間はスパイスカレー専門店ですが、なんと金〜日曜の夜は台湾・エスニック酒場に大変身！
店主がワーキングホリデーで台湾を訪れた際に感銘を受けた、お酒に合う屋台グルメが楽しめるそう。
2つの顔を持つ「白馬咖喱」、気分やシーンに合わせて大活躍してくれそう。
ぜひ気軽に遊びに行ってみてくださいね。

白馬咖喱

住所石川県七尾市魚町5
TEL0767-58-3550
営業時間11:00-14:00
17:30-21:30（金・土・日曜のみ）
定休日火・水曜
駐車場あり
公式Instagram( https://www.instagram.com/shiroumacurry/ )