北海道弁!意味が難しい「北海道の方言」ランキングPart3
広大な北海道では、地域や世代で使う方言もさまざま!道民でも「え、そんな言葉あったの?」って驚くものもたくさんあるんです。今回はウェブアンケートにて総勢8752名に調査した<北海道弁!意味が難しい「北海道の方言」ランキングPart3>を発表します。北海道の魅力をもっと知りたい人、ぜひチェックしてみてくださいね。
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【北海道弁!意味が難しい「北海道の方言」ランキングPart3】
第1位 かっちゃく(引っかく)(1069票)
第2位 イカゴロ(イカの内臓)(779票)
第3位 ぼっこ(棒のような物)(732票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8752名/調査日:2024年9月26日
引っかき傷も!1位はかっちゃく(引っかく)!
<投票者のコメント>
「『かっちゃく』ときいても、何の意味かまったく想像つかない」
「説明がなかったらサッパリ分かりません。かっちゃくって何かの道具かと思いました」
「分かりそうで、ギリ分かりにくい」
「かっちゃく」は、北海道弁で「引っかく」や「かきむしる」という意味です。たとえば、猫に爪を立てられたら「猫がかっちゃいた!」と言ったり、子どもが虫刺されをしきりにかいていたら「かっちゃきすぎたらダメよ!」と注意したり。また、クワなどで地面を掘るときにも「かっちゃく」を使うことがあるそうですよ。
旨味たっぷりの北海道名物!2位はイカゴロ(イカの内蔵)!
<投票者のコメント>
「内臓なんだ!」
「なんとなく分かるが発音のイントネーションを聞きたい」
「意外にも北海道言葉は関東(東京・横浜)でもよく聞くものが多かったです。ただイカゴロは知らない…」
「イカゴロ」は、北海道弁で「イカの内臓」を指す言葉でで、北海道の郷土料理ではイカゴロがよく使われます。甘辛く煮付けた「イカゴロ煮」や、日本酒と相性ばっちりの「イカゴロ醤油漬け」などなど。道外では「イカの内臓」とそのまま表現されることが多いですが、ぜひ北海道を訪れた際には親しみを込めて「イカゴロ」と呼びたい!
細長いものは大体コレ!3位はぼっこ(棒のような物)!
<投票者のコメント>
「ぼっこと聞いて、棒は想像できなかった」
「理解困難」
「会話の流れで聞けばもしかしたらわかるかもしれないけれど、単語で聞くとピンとこない」
「ぼっこ」は、北海道弁で「木の棒」や「棒のような物」を意味します。たとえば、スキーのストックなどを「ぼっこ」と言うことも。「あのぼっこ取って!」という感じで使われ、子どもたちの遊びの中でもよく登場する言葉です。ちょっと可愛らしい響きで、単に「棒」と言うよりもほのぼの感がありますよね。