ジュビロ磐田 、いわきFCに勝利でプレーオフ圏に再浮上。試合後、金子大毅選手、佐藤凌我選手のコメント
ジュビロ磐田は5月17日、金子大毅選手と途中出場の佐藤凌我選手のゴールでいわきFCを2-0で下しました。3連勝で順位は暫定ながら5位とプレーオフ圏に再浮上しました。
金子大毅選手
-しびれるシュートでした。
ありがとうございます。
-得意な形ですか。
得意な形とかではないですけど、ペイショットがしっかり背負ってくれて、前にスペースがあったので、そこに相手のボランチより走り勝てて入れたことが一番大きかったかなと思います。
-相手の監督は逆にあそこで走り負けてたという話をしていました。
そうですね、やっぱり点を決めた後というのはすごい意識されるのも感じたし、意識される前にああやって取って、ゴールを決めたのはよかったかなと思います。
-今季3ゴール目です。
熊本戦は勝てなかったんですけど、札幌ときょうもしっかり勝ったので、それは良かった、いいことだなと思います。
-あの位置でボランチが決めるのはチーム全体にとって大きいですね。
僕に限らず先制点を取れれば間違いなく試合はいい方向に進むと思いますし、いかにゼロで抑えて、先制点を取るかというのはすごい大事だと思うので、そういった意味では自分だけじゃなくて、先制点を取れたのはよかったなと思います。
-磐田市の一斉観戦で小学生の応援を受けたのは初めてだと思いますが、いかがでしたか。
正直言うと、ベンチ戻ってからあの声援というのをちゃんと聞けたんですけど、すごい大きい声で応援してくれていたし、ゴール決めた後もすごいみんなが喜んでいたのを気づいたので、すごいパワーをもらえましたし、ありがたいです。
-バックスタンドに向かってすぐガッツポーズしていました。
力也くん(上原選手)が試合前にみんなに呼びかけていたので、それを実行しました。
-試合全体としてはどうですか。
修正しなければいけない部分はいっぱいあると思うし、相手がプレスの強度が特徴的なチームですけど、そういった中でもやっぱり背後プラス繋ぎながらの間をとって前進していくということをもっとできるようにならないと思いますし、そういったところはもっともっと連係だったりというのを積み重ねないといけないなと思います。
-苦手としていた、前にダイレクトに蹴ってくる相手に勝てました。
そうですね、失点ゼロで終えられたということはすごいいい収穫だと思います。ただ前半のロングスローから危ないシーンとかもあったので、そういう1個の隙でやられる部分もあるので、いいときだからこそ、いい流れのときだからこそ、そういうところは引き締めないといけないなと思います。
-セカンドボールを拾うところなど、金子選手の特徴を出せているように思います。
相手のスタイルにもよると思いますけど、もっと出せる部分もあると思うし、もっともっと味方がどこに動いて、どこのスペースが危ないっていうのは認知できるようになると思うので、そういうところをもっとやっていきたいなと思います。
相手がそういう特徴のチームだからこそ、そこで勝てれば優位性を持って、絶対取れると思いましたし、そういった意味では監督が言っているように、しっかり相手の強みの部分でいかに戦えるかというところを意識して入ったつもりです。
-交代するのは早かった?
90分出られればいいんですけど、しっかりチームが勝てるように、出場している時間でしっかり結果を残し続けることが大事だと思うので、ぶれずにやっていきたいなと思ってます。
-今シーズン2度目の3連勝です。チームが目指すサッカーは固まってきていますか。
ただ3連勝した後に勝ちがない試合が4月に続きましたし、勝っているときが一番危ないというか、どうしてもルーズになってくる部分があると思うので、そういうところは連戦ですけど、練習からみんな引き締めないといけない。
-連勝が大事ですよね。
やっぱり引き分けとかよりも連勝していくことが上に近づく一番の近道だと思いますし、そのためにもやることをしっかり全員がやらなければいけないなと思います。
佐藤凌我選手
-10試合ぶりのゴールです。
やっと取ることができました。
-どんな思いでしたか。
もう本当に嬉しかったです。最近チャンスはあるけど、自分の力不足で決められていない部分が多かったので、ここで一つ取れたのはよかったです。
-得点した場面を振り返ってください。
謙(倍井選手)が突破して、ペイショットが潰れてくれて、自分のところに転がってという形だったので、本当に2人に感謝してるし、あの形になるまでも、いろいろな選手が関わったゴールだと思うので、チームメイトに感謝したいと思います。
-自分らしいゴールでしたか。
そうですね、クロスに入っていく部分というのは自分らしいのかなと思います。
-その後ベンチと直接指示を受けている場面が見られました。
セカンドボールを意識して入ってくれという話だったので、ちょっと外に流れすぎて、ペイショットとの距離が遠くなってというシーンがあったので、そこのところの修正の話をしていました。
-児童が応援してくれていました。
本当に素晴らしい声援で、雨の中でも途切れさせずにずっと最後まで応援してくれて、本当に力になりました。
-渡辺りょう選手や川崎一輝が不在で、攻撃のカードが少ない中で決めました。
けが人がいるのは仕方ないことですし、出た選手が100%出して勝利に貢献するのがジュビロだと思うし、それを続けていければいいのかなと思います。
-5月21日にはルヴァン杯のガンバ大阪戦も控えます。
トーナメントなので、もう一発勝負なので、結果にこだわって、泥臭く勝ちを拾えるメンバーと思います。