小田原市 常設ドッグランを開始 土日限定 扇町クリーンCで
小田原市は扇町クリーンセンター(扇町6の826)で試験的に行ってきたドッグランについて、5月10日から土曜と日曜の通年開放を開始した。市営の常設ドッグランは初。
市は2022年から、上府中公園などで仮設ドッグランを運用し、ニーズの把握に努めてきた。扇町クリーンセンターでは遊休地だったゲートボール場を活用し、昨年3カ月間の試行運用を経て、今回の常設開放に至った。
敷地には安全性確保のため、新たに金網フェンスを設置。受け入れについては、土曜日は体重10kg未満の小型・中型犬、日曜日は体重10kg以上の大型犬の専用利用日と定めた。
期間は26年3月29日(日)まで。午前10時から午後4時で、時間制限はなし。利用無料、事前申し込みは不要。飼い主1人あたり2頭まで入場可能で、24年以降に狂犬病予防注射の接種が分かるものの持参が求められる。夏季と年末年始は閉鎖。
天候の影響で開放初日となった11日、市内外から約50人が訪れ、32頭の犬が自由に走り回っていた。市内在住の男性は、「これまで上府中公園や市外に行っていた。身近にできたのは良いこと」と話した。