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『散歩の達人』のわがまま神保町ランチが登場!『atacu cafe』で4月21日から期間限定・数量限定でランチメニューに

さんたつ

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神保町·御茶ノ水界隈(かいわい)は、『散歩の達人』編集部のお膝元。ここにこそ、理想をかなえるランチがあってほしい……てなわけでご近所カフェのオールマイティな店主に無理言ってお願いしちゃいました。

atacu cafe(アタク カフェ)

『atacu cafe』×『散歩の達人』コラボランチ

2023年にオープンした『atacu cafe』の店主·安宅(あたく)智彦さんは、幅広くこなす料理人兼パティシエ兼バリスタ。オーダーケーキも受け付けていて、難しい注文ほど気合いが入るとか。ならば編集部のわがままも聞いてくれるはず!とコラボランチを依頼した。

編集部のわがままオーダー

「古本の街らしい見た目や形のものがあると楽しいよね」

「午後もたくさん歩けるように、ハイカロリーで満足感あるものを!」

「カレー激戦区に新たな風を吹かせてほしい」

「明太子が好きなので食べたい」

「御茶ノ水駅の新装を記念して、お茶を使った斬新な味があるといいな」

「野菜をたっぷり摂りたい。できれば一食分(120g)以上!」

オーダーをあれこれ盛り合わせ!「神保町・御茶ノ水さんぽランチ」

神保町・御茶ノ水さんぽランチ1500円(予定)。

*プレート(写真左)

豆本がのってる? と思いきや正体は卵サンド! チーズをまとった表紙と、300ページはありそうな卵焼きの本文は読み(食べ)応えあり。

メインのほうじ茶カレーは、マッシュルームやカブなど白い野菜をスパイスと炒め、出汁とミルクを加えたホワイトカレーがベース。

リクエストに応えて明太子もたっぷりと。白米はもちろん、カレーとの相性も抜群! だまされたと思ってよ~く混ぜて味わってみて。

こんもりサラダに、季節の焼き野菜も3~4種。白米の駿河台と緑生い茂る崖で、界隈の地形を模したように見えなくもない(!)。

*ランチなら全メニュー共通でついてくる、スープ、デザート、小鉢(写真右)。「食後にひと口だけ甘いもの食べたい欲」もバッチリ満たせる。

キーワードは「古本」と「お茶」。「古本だからくすんだ色がいいのかな、ほうじ茶はどうだろうと考えていたら、これをひらめきました」と安宅さんが話すのは、カレーの脇に盛られた緑色の粉末。ココナツや唐辛子でつくるスリランカのふりかけ「ポルサンボル」をアレンジし、抹茶を軸に柚子胡椒(ゆずこしょう)やかつお節を加えたものだ。ほどよい苦味が効いていて、カレーのまろやかさとマッチ。一緒に盛られた副菜と混ぜながらいただくスリランカスタイルで、お好みで味変もできるのだ。

ちぐはぐリクエストが美しく一皿におさまったばかりか、それぞれ相性も抜群でこんなにおいしいとは……脱帽です。

「神保町・御茶ノ水さんぽランチ」は、2025年4月21日(月)から平日のみ、期間・数量限定で『atacu cafe』のランチメニューに加わります!気になる方はお早めに!
※実際の提供時は一部内容に変更がある場合があります。
※5月中旬頃まで提供予定(詳しくは店舗にお問い合わせください)

atacu cafe(アタク カフェ)
住所:東京都千代田区神田神保町1-26/営業時間:9:00~19:00(日は12:00~17:00)/定休日:土/アクセス:地下鉄神保町駅から徒歩4分

文=中村こより 撮影=原 幹和
『散歩の達人』2025年5月号より

中村こより
もの書き・もの描き
1993年東京生まれ、北海道育ち。中央線沿線に憧れて三鷹で暮らした後、坂のある街に憧れて現在は谷中在住。好きなものは凸凹地形、地図、路上観察、夕立。挑戦したいことは測量と東海道踏破。

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