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鴨居在住赤尾さん 「能登のため」募金に尽力 目標金額は10万円

タウンニュース

自宅の駐車場で品物を販売している赤尾さん

「震災からもうすぐ1年、困っている人の役に少しでも立てれば」

そんな思いを胸に、鴨居在住の赤尾友子さんが現在、能登半島地震の被災者支援を目的に自宅の駐車場でさまざまな品物を販売している。

これまでも東日本大震災の被災地復興支援やウクライナの復興支援など、物品を販売しながら募金活動を行ってきた赤尾さん。もともと自身が生まれる前に家が焼失し全財産を失った時に、近隣の人々や会社の同僚などから温かな支援物資をもらってうれしかったと両親からよく聞かされていたそうだ。

「明日は我が身かもしれない。それなら今できることを」と考えた赤尾さん。今回もこれまでの募金活動と同様、自分で育てた鉢植えや知り合いに提供してもらった茶わんやコップ、ぬいぐるみや衣服などを数百円で販売している。

善意の輪広がる

赤尾さんは約40年前から自宅で飲食店「くつろぎ」を経営している。常連客にとっては、赤尾さんが募金活動をしていることは周知の事実。多くの人が品物を購入したり、寄付を行ったりしてくれるという。置いてある品物が少なくなった際には、段ボール2箱分の品物を提供してくれた常連客もいたそうだ。

また、小銭の入った缶と一緒に新品の皿やカトラリーがこっそりと駐車場に置いてあったことも。「中を数えたら4201円も入っていて。私のやっていることに賛同いただけたと思ったら、本当にうれしい気持ちになった」と赤尾さんは笑顔を見せる。

10月3日に始めた募金活動。目標金額は10万円で、12月6日時点では約5万円の寄付金が寄せられている。年明けには寄付をしたいと考え、受付は12月28日(土)までとする予定だ。「まずは協力をして頂いた方や品物を提供して頂いた方々に感謝したい。少しでも目標に近付けられるよう、もう少し頑張ります」と赤尾さんは話している。

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