天気と心の関係とは?「気象病」を乗り切る心のセルフケア5選
天気が変わると、なんとなく気分が落ち込んだり、体がだるくなったりしませんか? 「家族や自分の不調をどう乗り切ればいい?」と悩む方も多いはず。今回は、天気と心の関係や気象病のセルフケアについて、今日から実践できる方法を解説します。天気や気温が変わりやすい時期なので、一緒に乗り切り方を考えていきましょう!
天気と心の深い関係
天気が変わると、なんとなく気分が落ち込んだり体がだるくなったりしませんか?
天気と心がどのように関係しているのかを、分かりやすく解説していきます。
気圧の変化に適応しようとする
気圧が下がると、体の中も外もバランスを取ろうとがんばります。
耳の奥にある「内耳」が気圧の変化を感じて、脳に伝えてくれるのです。このとき、自律神経も働いて体を守ろうとしますが、気圧の変化が大きいと体も心も疲れやすくなりがちです。
気圧の変化は、体にも心にも大きな負担になる場合があるので注意しましょう。
日照時間の違いに影響される
太陽の光を浴びると、心が元気になる「セロトニン」が出やすくなります。
夏は日が長いので気分も明るくなりやすいです。逆に、冬は日照時間が短くなり、気分が落ち込みやすくなります。
朝はカーテンを開けて、できるだけ太陽の光を浴びてみましょう。日光を浴びることは心の健康にも大切です。
自律神経が乱れやすくなる
天気の変化は自律神経のバランスを崩しやすくします。自律神経が乱れると、イライラしたり体がだるくなったりします。
特に忙しい毎日を送っていると、体も心も休む時間が少なくなりがちです。深呼吸や軽いストレッチでリラックスする時間を作りましょう。
自律神経を整えると、心も体も軽くなります。
気象病を乗り切る5つの心のセルフケア
気象病は毎日のちょっとした工夫で楽になることがあります。
ここからは、忙しい毎日でもできるセルフケアの方法をご紹介します。
1. 天気予報を活用して備える
天気予報を毎日チェックすると、体調の変化に早めに気付けます。「明日は雨」と分かったら、予定を詰めすぎないようにしましょう。
天気の変化を知るだけで、心の準備ができて安心しやすくなれたり、気持ちに余裕が生まれたりします。
2. 日光を意識して浴びる
朝起きたらカーテンを開けて、太陽の光を浴びてみましょう。日光は心を元気にしてくれる力があります。
曇りや雨の日でも、できるだけ明るい場所で過ごしましょう。窓辺で朝ごはんを食べるのもおすすめです。
日光を浴びると、気分が前向きになりやすいですよ。
3. 生活リズムを整える
毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝るように意識しましょう。朝ごはんをしっかり食べることも大切です。夜ふかしや寝不足は、体にも心にも負担になります。できるだけ決まった時間に食事や休憩を取りましょう。
生活リズムが整うと、気持ちも落ち着きやすくなります。
4. 無理せず休息を取る
体がだるいときは、がんばりすぎないことも大切です。家事や仕事を少し休んで、横になる時間を作りましょう。
「今日は無理しない」と自分に言い聞かせるのもおすすめです。無理せず休むと、心も体も回復しやすくなります。
5. 症状が続く場合は相談する
体や心の不調が長く続くときは、一人で悩まず早めに周りに相談しましょう。病院やクリニックに相談することも大切です。
家族や友だちに話すだけでも、気持ちが軽くなることがあります。
気象病に合ったセルフケアを毎日の生活に取り入れると、心も体も少しずつ軽くなっていきます。
小さな工夫を続けながら、自分や家族が笑顔で過ごせる毎日を一緒に目指していきましょう!
yoshiko/メンタル心理カウンセラー・チャイルドカウンセラー