「能登にはるよ来い」 旭区幼稚園で横断幕掲示
能登が災害から立ち直って欲しいという思いを、遠く離れた被災地に届けたい――。
そんな思いの込められた横断幕が、旭区の白根通り沿い、上白根幼稚園の駐車場付近に掲示されている。「能登に早くはるよ来い」、「災害を乗り越えようがっちりスクラム日本」と、被災地を応援するメッセージだ。
横断幕を掲示したのは、同園の岩崎泉園長。能登に知り合いはおらず、行ったこともないそうだが、園長という職務を全うする上で、できることがないかと考えていたという。「遠く離れていても地面は繋がっている。メッセージは伝わっていくのでは」という思いもあり、昨年3月から掲示を始めた。
横断幕は、白根通りを走るバスの乗客など、多くの人の目に付くように掲示されている。「目にした人に、被災地を思う気持ちを心に灯してほしい。その上でアクションを起こしてくれる人がいれば」と岩崎園長は期待を込める。