栄区連合自治会・町内会 興味引き担い手確保へ
「第2回栄区連合自治会町内会焼きそば大会」が12月1日、本郷台駅前で開催された。
当日は区内7つの連合自治会、町内会が参加。それぞれ工夫を凝らした焼きそばを、来場者に販売し、審査員による判定で受賞団体を決定した。審査の結果、おいしいで賞には豊田連合町内会自治会の「地場野菜を使った焼きそば」、ビジュアル賞には小菅ケ谷連合町内会自治会の「5種のトッピング焼きそば」、アイデア賞には本郷第三連合町内会の「パリパリ麺の餡かけ焼きそば」が選ばれた。
積極参加のきっかけに
昨年に続き2回目の開催となった同大会。主催するのは区役所区政推進課だ。同課担当者は開催の目的をこう語る。「自治会、町内会に加入するだけでなく、積極的に活動を行う『地域の担い手』を作りたい」。こうしたイベントを機に、自治会町内会の活動に興味を持ってもらい、参加を促す考えだ。
また、今年の夏には同大会で焼きそばを作りたい人向けの「焼きそば名人育成講座」も開催された。講座にも数十人の応募があったといい、一定の関心を集めていることが伺える。
同大会への来場者は昨年、今年と盛況。これをいかに「担い手」側に結び付けられるかが今後の課題となってくる。
同課担当者は「これまでほとんど地域活動に参加していなかった人が大会を機に参加し始めている。一定の手ごたえを感じている」と話した。