高田城址公園 観桜会の撤去作業進む 桜守は来年に向け新たなスタート!
第100回高田城址公園観桜会が閉幕してから17日(木)で4日が経ちました。
園内ではサクラが散るなか、物産展などを行った小屋の解体やぼんぼりに取り付けられた電球の撤去作業が進められています。
17日(木)は花びらが散るなか、写真を撮って楽しむ人の姿も見られました。
園内のライトアップは16日(水)で終わり、現在は業者による会場の撤去作業が進められています。
17日は極楽橋や芝生広場付近で物産展などを行った小屋の解体のほか、ぼんぼりの電球やサクラを照らしていたライトの撤去が行われていました。
作業はゴールデンウイーク前まで続くということです。
一方、サクラを専門に管理する「桜守」にとっては、来年の開花に向けて新たな1年間のスタートです。17日は、花がつかなかった枯れ枝や今週の強風で折れた枝などを切る作業にあたっていました。
桜守 小山秀さん
「切り口から腐朽菌が入る。放っておくと中に進行してしまい、なんともない枝まで枯れてしまう。早めに切って対策」
切った部分には腐食を防ぐ薬を塗りますが、高い所の枝など届かない場所には、竹を使って伸ばすなど試行錯誤しながら作業にあたっていました。
桜守 小山秀さん
「観桜会が終わってからが1年のスタート。これから来年に向けて一歩一歩」
小山さんは葉桜を見ながら「ここを来年はもっと咲かせたい」などと話し、すでに来年のサクラの咲き方を考えていました。