「ベランダ排水口」の“やりがちな3つのNG行動”→「悪臭の元に…」「すぐ確認する」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。ベランダは洗濯や換気に欠かせない場所ですが、つい掃除が後まわしになりがちなスポット。特に「排水口」のお手入れをさぼると、雨水トラブルや悪臭の元になることもあるんです。そこで今回は、ついやってしまう、“ベランダ排水口”のNG行為を3つご紹介します。
雨が降る前に対策したい…。◆【写真をみる】⇒「ベランダ排水口」のやりがちなNG行動
NGその1.落ち葉やゴミを放置
秋冬はもちろん、風の強い日には思った以上に落ち葉やゴミが溜まりがち。しかし、そのまま放置していると排水口が詰まり、雨が降ったときに水溜まりができてしまうこともあります。
ひどいとベランダ全体が冠水し、下の階への水漏れリスクは避けられません。こういったトラブルを防ぐためにも、落ち葉はこまめに掃いて取り除き、排水口のまわりは月1回を目安にチェックしましょう。
NGその2.ホコリや髪の毛を取り除かない
ベランダで布団を干したり、洗濯物を取り込んだりするときに出る繊維くずや髪の毛。気づかないうちに排水口に集まり、じわじわと詰まりの原因になります。
ホコリは水に溶けにくく、乾くとへばりつく厄介な汚れ。週に一度、ホウキでサッと掃く習慣をつけると排水口は清潔に保てますよ。
NGその3.土や砂を放置
鉢植えや園芸を楽しんでいると、どうしてもこぼれる土や砂にも要注意。これらを放置すると、雨のたびに少しずつ排水口へと流れ込み、最終的には詰まりの原因になりかねません。
排水口周辺だけでなく、ベランダ床全体の掃き掃除も忘れずに。こまめな掃除が、排水トラブルの予防になりますよ。
小さな汚れが、大きなトラブルの元に
ベランダの排水口は、気づかないうちに汚れが溜まりやすい場所。こまめな掃除を習慣にすれば、雨の日もトラブルを回避できます。
こまめなお手入れを心がければ、悪臭対策にもなって一石二鳥です。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア