混ぜるだけ。ヨーグルト生クリームの作り方とアレンジレシピ3選
ふわふわさっぱり。ヨーグルト生クリームのレシピ
調理時間:10分
ヨーグルトを水切りする時間は含みません
保存期間:冷凍で2週間
混ぜるだけで作れるふわふわのヨーグルト生クリームです。生クリームのみのホイップほど重くない軽い食べ心地が特徴。酸味とコクのバランスが良くそのままでもおいしく楽しめ、フルーツやグラノーラともよく合いますよ。
砂糖の量によってお好みの甘さに仕上げられるので、好みや食べ方によって甘さを調整してください。ヨーグルトの水切りには8時間ほどがかかります。食べる半日前か前日に水切りだけ仕込んでおきましょう。
材料(作りやすい分量)
プレーンヨーグルト(無糖):400g
生クリーム(43%):200c
砂糖:20~40g
コツ・ポイント
ギリシャヨーグルトではない無糖のプレーンヨーグルトを使う
デコレーションする場合は乳脂肪分40%以上の生クリームを使う
甘さ控えめにしたい場合は砂糖20gを目安にする
ほんのり甘くしたい場合は砂糖30~40gを目安にする
プレーンヨーグルトが生クリームと同じ重量になるまで水切りする
作り方
プレーンヨーグルトを水切りする
ザルにキッチンペーパーを重ね、プレーンヨーグルト(無糖)を入れます。冷蔵庫で半日置き、重量が半量(約200g)になるまで水切りします。
水切りヨーグルトをほぐす
水切りヨーグルトを泡だて器で混ぜてほぐし、なめらかな状態にします。
生クリームを泡立てる
生クリームと砂糖をボウルに入れ、ハンドミキサーで角が立つまで泡立てます。
水切りヨーグルトと合わせる
水切りヨーグルトを3回に分けて加え、都度泡だて器でよく混ぜます。全体がしっかり混ざったら完成です。
ヨーグルト生クリームの絶品アレンジ3選
1. 簡単ティラミス
調理時間:10分
市販のビスケットを使用するお手軽ティラミスのレシピです。ヨーグルト生クリームを活用すればさわやかで軽い味わいのティラミスが作れますよ。小さなグラスを使うとおしゃれに仕上がり、大きな容器で作って取り分けるとにぎやかな雰囲気が楽しめます。材料(2人分)
・ヨーグルト生クリーム……適量
・ビスケット……10枚
・インスタントコーヒー〈コーヒーシロップ〉……2杯
・砂糖〈コーヒーシロップ〉……大さじ1杯
・水〈コーヒーシロップ〉……大さじ3杯
・ココアパウダー……適量
作り方
インスタントコーヒー、砂糖、水を耐熱容器に入れ、電子レンジ600Wで20秒加熱します。スプーンで混ぜて砂糖を溶かします。
コーヒーシロップにビスケットを浸し、1分ほど経ったらスプーンの背で軽く潰します。
グラスにビスケットとヨーグルト生クリームを交互に重ね、計4段の層を作ります。
グラス表面までヨーグルト生クリームを入れ、ナイフの背でならします。時間があれば1時間ほど冷やし、表面にココアパウダーをふりかけて完成です。
2. フルーツサンド
調理時間:10分(※冷蔵庫で休ませる時間は含みません)
さわやかなヨーグルト生クリームは甘いフルーツと相性抜群。フルーツの味わいを引き立てる脇役として活躍してくれます。完熟の桃やメロン、バナナ、マンゴーなどお好みの甘いフルーツで作ってみましょう。材料(1~2人分)
・ヨーグルト生クリーム……適量
・食パン(8枚切り)……2枚
・桃……1/2個
・練乳……大さじ1杯
作り方
桃の皮を剥き、種があった部分にヨーグルト生クリームを詰めます。
食パン2枚の片面に練乳をまんべく塗り広げ、食パン1枚の片面にヨーグルト生クリームを塗ります。ヨーグルト生クリームの量はお好みですが、大きいフルーツを使う場合は飛び出しやすいので少なめがおすすめです。ヨーグルト生クリームをたっぷり使いたい場合は、フルーツを食べやすい大きさに切ってください。
桃の断面が下になるようにのせ、表面をヨーグルト生クリームで覆います。
もう1枚の食パンをのせ、手でなじませてからラップでぴったり包みます。1時間以上冷蔵庫で休ませ、ラップの上から耳を切り落とし、食べやすいサイズにカットして完成です。
3. フルーツパフェ
調理時間:50分
豪華なスイーツを味わいたい気分ならパフェを作ってみませんか。ヨーグルト生クリームがあればあっさり食べやすいパフェが完成しますよ。ぶどうのほか、いちごや桃、バナナなど、お好みのフルーツでアレンジ可能です。飲み物用のグラスやガラス容器でも作れます。材料(2人分)
・ヨーグルト生クリーム……適量
・ぶどう……約20粒
〈マリネ液〉
・レモン果汁……大さじ1杯
・オリーブオイル……大さじ1/2杯
・はちみつ……大さじ1/2杯
〈プラリネ〉
・アーモンド……30g
・砂糖……30g
・水……小さじ1/2杯
・バター……3g作り方
アーモンドを細かく刻むか砕きます。
ぶどう10粒の皮を剥いて半分に切り、マリネ液の材料と和えます。冷蔵庫で30分以上休ませます。
砂糖と水をフライパンに入れて中火にかけ、色が変わってきたらフライパンを軽く揺すって混ぜます。全体がキャラメル色になったらアーモンドを加えて混ぜ、バターを溶かし入れて火を止めます。
クッキングシートに素早く広げて冷まします。冷めて完全に固まるまで待ちます。
グラスにぶどうマリネとヨーグルト生クリームを重ね、プラリネを砕きながらトッピングします。
プラリネの上にヨーグルト生クリーム、ぶどう、ぶどうマリネを重ねます。グラス表面まで盛り付けたらぶどうをトッピングし、お好みでヨーグルト生クリームをのせ、粗く砕いたプラリネをトップに刺して完成です。
※ヨーグルト生クリームがゆるい場合は、ラップで丸く包んで1~2時間凍らせるとトッピングしやすいです。
よくある質問
ハンドミキサーがなくても作れますか?
泡立て器があれば作れます。ボウルの底に氷水に当てながら混ぜましょう。泡立ちにくい場合は、生クリーム200ccにレモン果汁を4~5滴垂らすか、お好みのジャム大さじ1杯を加えてみてください。ハンドミキサーなしでもしっかり泡立ちますよ。
加糖ヨーグルトでも作れますか?
作れます。加藤ヨーグルトを使う場合は、砂糖の量を減らすか砂糖なしで作ってみてください。砂糖なしで生クリームを泡立てると粘りがないゆるめの食感に仕上がります。
ゆるいクリームで問題ない場合は砂糖なしで作り、デコレーションに使いたい場合は生クリームの6~10%程度の砂糖を加えて泡立ててください。
生クリームの代わりに牛乳や豆乳で代用できますか?
しっかり泡立てる必要があるため、牛乳や豆乳で代用するのはむずかしいです。
ヨーグルトと生クリームが分離してしまいました。
ヨーグルトと生クリームが分離してしまった場合は、全体をよく混ぜて凍らせ、ヨーグルトアイスとしていただきましょう。4~5時間凍らせ、全体をほぐすようにスプーンで混ぜたら完成です。はちみつやメープルシロップ、練乳、ジャムなどを加えて甘さを足すとよりおいしくいただけますよ。
ヨーグルト生クリームは保存できますか?
冷蔵で1日、冷凍で2週間保存できます。ヨーグルト生クリームは冷蔵や常温では日持ちしません。すぐに食べない場合はラップで1食分ずつ包み、フリーザーバッグに入れるか、冷凍用の保存容器に入れて冷凍してください。冷蔵庫に移して自然解凍、もしくは凍ったままでトッピングやスイーツ作りに使えます。
ヨーグルトと生クリームを混ぜるだけで作れて使い勝手抜群
さっぱりしているヨーグルト生クリームは、混ぜるだけの手軽さで、幅広く楽しめるのが魅力。重くなく食べやすいスイーツを味わいたい方にぴったりのクリームです。
ティラミスやフルーツサンド、パフェなど、お好みスイーツ作りに使うだけでなく、そのまま食べたり、パンケーキやグラノーラにトッピングするのもおすすめ。毎日のおやつやデザートにご活用ください。
※電子レンジはお使いの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。
ライター:Uli(webライター)