南伊勢沖のイサキ釣りで40cm級含め数釣り成功【三重】御座沖ではマダイ50cmもキャッチ
三重県・南伊勢町内瀬の濱野船長の案内でイサキ釣りに出船。まずは御座沖でマダイを狙い、47cmと50cmの良型をキャッチ。その後は岩礁帯の浅場へ移動し、本命イサキ釣りを展開。指示ダナを狙って良型が連続ヒットし、最大は40cm。家族も喜ぶお土産を確保できた。
三重エリアでイサキ釣り
5月8日の乗っ込みマダイでお世話になった三重県・南伊勢町内瀬の濱野船長から13日にイサキ釣りに出るのでとお誘いがあり快諾。この釣りの大ベテランの釣友西山さんと熊倉さんと一緒に便乗させてもらった。
イサキの前に50cmのマダイ手中
漁場へ向かう途中、御座沖でちょっくらマダイを釣って行こうと決定。ここの標準仕掛けはハリス5号、全長10mのフカセ2本バリ。カゴのオキアミと仕掛けが同化した直後に明確な大アタリがあり、47cmと50cmのマダイを取り込んだ。
前回の再来ならクーラーが小さいのではという心配は取り越し苦労。1時間以上打ち返したが全く後が続かず場所移動。さらに南下し、片田大橋が見える西海面の浅場の岩礁帯に群れるイサキを狙うことになった。
仕掛けはハリス5号全長6mの3本バリ。さしエサはイカ短ではなく生イキくんL。魚探による船長の指示ダナは18mだが、潮流が速く80号オモリでもミチイトに角度が付くので、流される分を考慮して22mとした。
良型イサキ登場
指示ダナ+仕掛け全長まで沈め、仕掛けが潮になじむのを待つ。さらにテンビンに絡まないようにシャクリながら指示ダナまで上げ、サオ掛けに置いて待つ。すると、すぐにアタリがあって30cmオーバーの良型イサキをゲット。左舷トモの西山さんはダブルで上げた。
右舷の熊倉さんは追い食いを待ってバラしては元も子もないと慎重に取り込む。イサキの強烈な引きで確実にフッキングしていても、テンションが緩んだ取り込み時の一瞬に逃がすことが何度かあった。一連の流れが大事だが、魚が重いだけにタモ入れで大事に取り込むことをお勧めしたい。
40cm級頭にイサキ絶好調
食いが遠のいたら誘いを掛けて食い気を起こす。このとき、サオをあおるのではなく、ロッドホルダーに掛けたままリールと一番ガイドの間のミチイトを50cm前後2〜3回引っ張るといい。
大きな魚体は群れの上にいるので釣れだしたら徐々にタナを上げていくよう指示があり、全員がタナを統一。最長40cmを含め30cm級の良型イサキのお土産に家族は大喜びで満足の釣行だった。
<週刊つりニュース中部版APC・出口和弘/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年6月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。