未利用魚もごちそうに!姫路市網干『貝と魚食堂』で味わう旬の魚と家庭の味 姫路市
新鮮な旬の魚がいただける人気店があるとのことで、姫路市網干区にある『貝と魚食堂』に行ってきました。
このお店は、水産加工の工場の一部を改装し誕生した、漁港の雰囲気が漂う海鮮食堂。
清潔感のあるどこか懐かしさのある店内には、テーブル席だけでなくカウンター席もあるため、ファミリーやお一人様でも気軽に立ち寄れます。
そんな同店最大の魅力は日替わりの定食メニュー。当日朝に水揚げされた新鮮な魚介を使った「煮魚定食」や「焼き魚定食」が味わえ、運が良ければ高級魚の「あこう」に出会えることも♪
定食を注文すると、10種類以上の副菜から好きなものを3品(丼ものは1品)選べるのも嬉しいポイント。スタッフそれぞれの”おふくろの味”が、常連客のひそかな楽しみとして愛されています。
少人数での調理、接客、また出来るだけ低価格で提供したいとの店主の想いより、お水や返却はセルフサービスになっています。
今回いただいた夏季限定の「蛸づくし定食」1,800円(税込)は、瀬戸内産の新鮮な蛸を刺身、天ぷら、やわらか煮で楽しめる蛸づくしな贅沢セット。
プリプリとした触感とボリュームで毎年多くの蛸ファンを惹きつけています。提供期間はゴールデンウィーク後からお盆頃までですが、蛸の入荷状況により早期終了することもあるため、早めの来店をおすすめします。また、冬季には、カキ料理が登場します。
定番で人気の「お造り定食」1,850円(税込)は、その日のおすすめの魚介を贅沢に盛り付けた逸品。東京の専門店から仕入れた本マグロや地元産のハリイカ、坊勢のヒラメなど、その日の”おいしい”を味わうことができます。
日替わりでネタが変わる「海鮮丼定食」1,700円(税込)も見逃せません。
さらに、裏メニューとして「マグロのすき身」400円(税込)を追加して”すき身丼”として楽しむのもおすすめ。
ご飯は、兵庫県たつの市産の「龍野旨米(ヒノヒカリ)」を使用し、嬉しいお代わり1杯無料、大盛も無料で対応しています。また、みそ汁は鯛の骨から出汁を取っています。
自家製の「たこのやわらか煮」や「かきの佃煮」など、お土産・テイクアウト対応もあり(混雑時には時間を要する場合あり)、姉妹店「あなごの大孝」の穴子料理もオーダー可能です。
レジ横で販売されているレトロなパッケージが目を引く「あのレモンケーキ」は、店長の趣味のお菓子作りから始まった商品。瀬戸内レモンを使った優しい味わいで、プレゼントや手土産にもぴったりです。
未利用魚を活用して魚の魅力を伝えたいという想いからこの食堂を開業。「たくさんの魚好きの方に食べてもらいたい」「きれいに食べていただけるのを見るのが嬉しい」と話す店長。温かい接客と魚への愛情が伝わる料理が多くの人に愛されています。
姫路・網干に立ち寄る際は、ぜひ一度「貝と魚食堂」で、季節の味とぬくもりを感じてみてはいかがでしょうか?
場所
貝と魚食堂
(姫路市網干区興浜2093-133)
営業時間
11:00~15:00
定休日
火曜日
駐車場
12台
席数30
4人掛けテーブル×6
2人掛けテーブル×1
カウンターテーブル×4席