東京、11月2~4日に開催される国際フェスティバル3選
2024年11月の3連休は、異国の文化を感じる国際フェスティバルに繰り出そう。青山公園では、世界最古の醸造所が出店する「ドイツフェスティバ、二子玉川では毎年大変なにぎわいを見せる「チェコフェスティバル」。豊洲公園では、マレーシア公式舞踏団がはるばる来日するガチマレーシアイベント「マレーシアフェア」の3つが開催されている。本格グルメや雑貨、ライブパフォーマンスで、旅行気分の非日常を楽しんでみては。
チェコフェスティバル
チェコの魅力を紹介する日本最大級のイベントが二子玉川で開催。同会場で行われる「キネコ国際映画祭」とのコラボレーション開催で、両イベントとも楽しめる貴重な機会だ。ステージ、トークショー、ワークショップなど、大人も子どもも楽しめるコンテンツが用意されている。
会場には、美しいカッティングが施されたクリスタルガラスやガラスビーズなど、多種多様な伝統工芸品が並ぶ。チェコで大人気の名産品ビールである「ピルスナーウルケル」やブランデー、伝統菓子など、普段はなかなか味わえないチェコのグルメも見逃せない。
そのほか、中東欧伝統の打弦楽器・ツィンバロンの演奏やチェコ舞踊などのステージが実施予定。一日の終わりには、きっとチェコのとりこになっているだろう。
※10〜20時(4日は19時まで)/二子玉川公園/入場は無料
ドイツフェスティバル
「ドイツフェスティバル」が2024年11月1日(金)から4日間にわたり開催される。毎年3万人以上の来場者を誇る同イベントは、2010年から2011年にかけて行われた「日独交流150周年記念イベント」を皮切りに、今年で11回目を迎える。
今回は「ドイツ大使館 大使公邸 キッチン」や1000年以上の歴史を誇る世界最古の醸造所「ヴァイエンステファン(Weihenstephaner)」などのグルメが出店。本場のドイツ料理屋やビールを楽しめる貴重な機会だ。
ほかにも、NHK交響楽団のバイオリニストである三又治彦が特別編成した弦楽合奏団による、ベートーベン『第九』初演200周年の記念演奏など、ステージパフォーマンスも見逃せない。ドイツ文化のワークショップなど、普段味わえないドイツ文化をここで体験してほしい。
※1日 15〜21時、2・3日 11〜21時、4日 11〜20時/都立青山公園/入場は無料
マレーシアフェア
マレーシアのグルメや文化が楽しめるイベントが今年で4回目の開催。今回は規模を拡大し、「豊洲公園」と「アーバンドッグ ららぽーと豊洲」の2会場で、2日間の開催する。
ココナツミルクで炊いたご飯に唐辛子ソースを混ぜるマレーシアのソウルフード「ナシレマ」や、マレーシアのご当地ラーメンの「ラクサ」などのグルメが登場。さらに、「ハラルトゥーゴー(Halal2Go)」では、スナック菓子をはじめとした、ムスリムでも安心して手に取れるハラールの食品などを販売する。
グルメ以外にも、来日するマレーシア公式舞踏団のパフォーマンスやトークショーなど、マレーシアの文化を堪能できるイベントが盛りだくさん。ヘナタトゥーや伝統衣装も手軽な価格で体験できる。多民族国家であり自然あふれるマレーシアならではの雰囲気を、ぜひ味わってみてほしい。
※2・3日 10〜18時/豊洲公園、アーバンドッグ ららぽーと豊洲/入場は無料