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【ライブレポート】高嶺のなでしこ、揺るがない気高い花としてステージの上に凛として咲くその姿が眩しい!〈NIG FES 2025〉

WWSチャンネル

高嶺のなでしこ<NIG FES 2025>(C)WWSチャンネル

5月より、「高嶺のなでしこ 東名阪ツアー2025–Spring Ride–」がスタートする高嶺のなでしこ。大きなスクリーンにメンバーの姿が映しだされ、SEが流れだすのにあわせて、フロア中から熱いクラップが飛び交いだす。高嶺のなでしこのライブは、淡い青春の物語を綴りだすように『初恋の人』からスタート。一目惚れした女の子の熱く火照る胸の内を、彼女たちは爽やかな歌声の風に乗せて響かせる。メンバーらが「恥ずかしいほど好きで」「張り裂けるほど好き」と歌う声に触れるたび、胸がキュッと鳴る。メンバーらと観客たちが「やっぱ好き」「俺もー」「ずっと好き」「俺もー」と、声を交わす様も胸アツだ。彼女たちはこの曲を通してハートを恋する初(うぶ)な乙女モードに染め上げ、ステージの上で愛らしく飛び跳ねながら、好きの気持ちをぶつけてきた。少し甘えた、でも、どこか奥ゆかしさも見せる想いの告白に触れ、ずっとドキドキしていたかった。ステージの上で歌い踊るメンバーたちは、ずっと眩しかった。

『女の子は強い』でも、そう。高嶺のなでしこは、曲を重ねるごとに、みずからを初な恋する女の子から、少しずつ勇気という制服を身につけた女の子へと染め上げてゆく。ライブという場を通して、一人の女の子の成長してゆく姿を味わえる?!でも、そんな気持ちを胸に覚えながら、ステージの上で、君へ向けて恋する胸の内を告白するように歌う姿に、ずっとドキドキしていたかった。たとえ短い時間だろうと、ライブへ触れるたびに、一緒に恋をしたときのドキドした気持ちを上書きしていけるのが嬉しい。


彼女たちは『恋を知った世界』でも、胸の中で脹らむ恋心を大切に抱き抱え、ギュッと抱きしめるたびに疼くドキドキとした鼓動のリズムを、軽やかに弾むステップに変えて歌い踊っていた。まるでミュージカルの一場面のような景色をステージの上に作りながら、みんなでピュアな恋物語を。しかもその中へ、ときめく恋心の揺れ動く様を描きあげる。その初(うぶ)な仕種と、ときめく想いの数々に触れ、すっかり恋に落ちていた。彼女たちは「恋は苦しい」と歌っていた。悩み葛藤するその様も含めて、胸をときめかすメンバーたちの姿が美しく見えていた。彼女たちの歌う「好きです!」の声に向け、観客たちが「俺もー」と声を返すやりときも大好きだ。

 後半を彩ったのが、カバー曲の『ファンサ』。この曲は清楚で乙女な彼女たちにとても似合う。メンバーらが「好きになって」と歌う声に、フロア中から「もっと」と熱い声が飛び交う。彼女たちに熱い声でおねだりされたら、すべてを受け止め、ギュッと抱きしめたくなる。メンバーたちが「私を見て」と歌う声に、「もっと」と熱い声を返したくなる。カバー曲とはいえ、今や『ファンサ』は、すっかり高嶺のなでしこの魅力を輝かせる楽曲に染めあがっている。「とびっとりの」「L-O-V-E」や、愛の籠もった投げキッスのやりとりも含め、メンバーらとファンたちが、互いに沸き立つ想いを全力でぶつけあっていた。

続く『決戦スピリット』でも彼女たちは、みんなで限界のその先に広がる熱狂を一緒に味わおうと、ステージの上で大きく手を振り上げ、眩しい笑顔を浮かべて元気いっぱいに歌っていた。メンバーと観客たちが、振り上げた手を、空で心を一つに重ねあう様に。そして、彼女たちと一緒にシンガロングするたびに、本気で胸が熱くなっていた。

 最後に高嶺のなでしこは、「天に向かって真っ直ぐに~高嶺のなでしこ」と、自分たちの生き様を記した『美しく生きろ』を凛々しい姿で、一つ一つの言葉に揺るがない強い意志を詰め込んで歌っていた。清楚で初(うぶ)な姿から、強い意志を持った凛々しい様まで、まさになでしこという言葉に相応しい姿を彼女たちは見せていた。揺るがない気高い花としてステージの上に凛として咲くその姿が眩しく見えていた。

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