ダニエル・ラドクリフがDC『クレイフェイス』主演に?ジェームズ・ガンが噂を否定
新DCユニバース(DCU)のラインナップに映画『クレイフェイス(仮題)』が加わることが発表された。そんな中、『ハリー・ポッター』シリーズで知られるダニエル・ラドクリフが主演するとの噂が浮上すると、DCUを率いるジェームズ・ガンがその情報を否定している。
噂の出所は、米の記事で、ラドクリフが主人公クレイフェイス/ベイジル・カルロ役の候補である俳優2人のうちの一人だと報じられていた。もう一人の俳優が誰なのかは不明だ。
しかしガンは、この噂をにて否定。「先日明らかにしたように、ジェームズ(・ワトキンス)と監督契約を取りまとめています。まだ監督が決まっていないから、キャスティングのプロセスも始まっていません。ダニエルは最高ですが、彼と話をしたことも起用を検討したこともありません。ですから、その情報は100%誤りです」と投稿している。
2025年2月下旬、『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』(2024)でメガホンをとったジェームズ・ワトキンスが監督に就任するとばかり。ガンとともにDCの共同責任者を務めるピーター・サフランはキャスティングについて、「DCスタジオのプロジェクトでアニメーションを担当している俳優らが、実写でもクレイフェイスを演じることになるだろう」と語っていた。
コミック「バットマン」シリーズのヴィランとして知られるクレイフェイスは、1940年6月に初登場したキャラクター。ホラー映画俳優のベイジル・カルロが、自身の演じた怪物“クレイフェイス”のマスクを被ってキャストとスタッフを殺害したのち、容姿と声を自在に変化させる能力によって悪事を働くようになる。日本発のDCアニメにも登場した。
映画版で脚本を務めるのは、『ジェラルドのゲーム』(2017)『ドクター・スリープ』(2019)など、数多くのホラー映画を手がけているマイク・フラナガン。ガンとサフラン、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のマット・リーヴス、ウェズリー・スナイプス版『ブレイド』シリーズのリン・ハリスがプロデュースに加わる。
『クレイフェイス(仮題)』は、2026年9月11日に米国公開予定。
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