【東区尾ノ上】ハンバーガー研究家が脱サラし50歳を機にお店を立ち上げた!「CHERISH(チェリッシュ)」
ご存知と思いますがハンバーガー王国=熊本県なんですよね。
いろんな人に「なんで?」「ハンバーガー食ってる?」と聞いて回ったが、みんな首を振るばかり。謎は深まるばかり。(熊本市がハンバーガー支出金額1位の記事はコチラ) でもさぁ、 パン(米の場合もある) いろんな肉 野菜 濃いめのソース あらゆるスパイス などなどがパッケージングされていて、一気に摂取できて、栄養満点で、間違いなく美味いって…やっぱハンバーガーなんだよなぁ。 そんなハンバーガーを研究しまくった夫婦がオープンしたお店「CHERISH(チェリッシュ)」を紹介します。
大人な佇まい
交通量がめっちゃ多い戸島熊本線沿いにある、大人なオシャレなハイセンスな建物がチェリッシュ。
荘厳なドアが迎えてくれます。きっと「これじゃなきゃ嫌だ!」って言って決めたドアなんだろうなぁ。 お邪魔しまーす! ドアの店内側は
こんな感じです。
店内に入ってまず目に入るのが、キッチンで働いているお二人の姿。映画「ディナーラッシュ」さながらの風景。
席に着くと、店主の有田さんご夫婦お二人がお出迎えしてくれました。 奥様の笑顔とおしゃべりがとても心地よいです。 以前はブライダル関係のお仕事をしていた2人。人生を、より楽しく・美味しく・素敵に過ごすため、50歳を機にお店を立ち上げたそうです。
テーブル3卓とカウンターで構成された、オープンではあるものの席に着くとパーソナルな雰囲気がなぜか漂う不思議な作り。
木の温もりや色彩の統一感が、気持ちを落ち着かせてくれます。
メニュー
メニュー表の表紙は、期間限定のコルビージャックチーズバーガー。アメリカ生まれの濃厚チーズが惜しげもなとろけ出ている、食欲そそるズルいバーガー。 めくると
ハンバーガーのメニュー ダブルは肉2倍、トリプルは3倍。ワンパクなあなたにどうぞ。 ビーフ チキン ポーク ベーコン アボカド ス…スライダーってなに?テーブルの上を滑らせて提供してくれるの?(2種類のお肉を使ったパティです) ス…スマッシュ!?出来上がったバーガーをラケットで叩いて思いっきりお客さんに打つけてくるのかなぁ。 面白そうだからそれにしよう!(←絶対違う)
セットメニューもあります。
Cセットのスープが、めっちゃ美味しそうなのでCセットにします。
もう1枚目くるとディナーメニューが。夜は創作料理のコースメニューを出しています。
ステーキのお肉は熊本産!!(郷土愛を感じる) アラカルトメニューも充実しており
定番メニューから日替わり・週替わりになる黒板メニューもありました。 クラフトビール(缶ではなくサーバー!)や
お料理に合うワインも、店主自らチョイスしているそうです。 いつ、スマッシュされるのかソワソワしていると
サラダ登場。 ビネガー中心のさっぱりした味付けで、涼しさを呼び込んでくれます。
盛り付けがおしゃれで、ランチなのにディナーのコースメニュー食べてる気になる。
コチラセットのスープ「「桃太郎トマトの”夏色”冷製スープ」 色的に人参だけどなぁ、と一口飲むとトマトを主役に脇役のパブリカや様々スパイスが次々に登場して、お口の中でシーンがコロコロ変わっていく夏色劇場が始まります。
食べるスープと言ってもいい、ペーストだけど素材の食感を彷彿とさせるスープ。 驚いててたところ、ついにバーガー登場
スマッシュとは
スマッシュバーガーのダブルです。お肉2枚重ね。
スマッシュとは、 熱した鉄板の上にパティ用の肉を置き、強く押しつぶしながら焼き上げるのが特徴で、カリッとした食感にぎゅっと詰め込まれた肉汁と肉感が、噛むと一気に放出される焼き方。 焼き目の香ばしさが、肉の味と香りを高みに持っていき、パティのおいしさを最大限に活かす焼き方ですね。 お野菜もハミ出すくらいに盛りだくさん。
このポテトも、スマッシュしたの?って言うくらいカリッからのホクってるんです。
付け合わせのソースと絡めて食べるのが、店主おすすめ。それにしても写真がものすごく茶色だ(笑)
食べ方
でかいバーガーの食べ方っていつも困りません?? 欲張って頼んだ、ベーコンチーズバーガーを例にしてご説明します。
チェリッシュでの食べ方は
包み紙を二つ折り ↓
↓
折り目の上にバーガー乗せて ↓
負った先端を、ピュッと引くと ↓
このようにペーパーの中に入ります。
あとは、大口開いてガブリ!遠慮してたらダメダメよ。美味しく食べるコツはガブリ! 野菜もお肉もたっぷりワンパッケージで食せるハンバーガーってやっぱ尊い。
値段高いイメージとの戦い
店主の有田さんに話を聞くと 「とにかく熊本中のハンバーガー食べまくって研究しました!自信持って美味しいハンバーガーをお出しすることはできます!しかし、”ハンバーガー=ファストフード価格”というのは全国民に染み込んでいます。そこを打破するために、素材・味・製法・盛り付け・店内の雰囲気・接客全てに価格を納得させるクオリティーを持たせなければいけませんね」
その味と心意気を、皆さんで是非確かめに行ってください。