11月8日にオープン グルメ複合施設『神戸北野ノスタ』の概要が明らかに 神戸市
旧北野小学校跡地に建設されているグルメ複合施設『神戸北野ノスタ』(神戸市中央区)のオープンが11月8日に決まり、あわせて展開されるショップの概要が発表されました。
同施設のコンセプトは「ONE TABLE.(ワンテーブル)」。北野異人館をはじめとした国際色豊かなエリアにおいて、新旧・異文化など多様なものが混ざり合う場所をひとつのテーブルと捉え、元々ある神戸や北野の価値を引き継ぎながら新しい価値を重ねていくことを目指すそう。
3階建ての校舎を再利用した館内には新たに7店舗が出店予定。1階と2階には神戸の「食」に特化し、地域の素材を活用した飲食店と物販店が登場。
神戸北野ノスタの玄関口となるのは、オープンテラスが開放的なスイーツカフェ「NOSTA CAFE」で、100種類以上のレシピから季節に合ったスイーツやフードメニューが提供されます。店内ではパティシエやバリスタの実演が見られるライブキッチンも設置され、神戸の食材や各ショップとのコラボメニューも用意されるそうです。
今回、世界的パティシエ・辻󠄀口博啓(ひろのぶ)氏が手がける「ル ショコラ ドゥ アッシュ」が関西初登場。ショコラトリー「LE CHOCOLAT DE H 神戸北野ノスタ店」として出店します。
カカオの可能性を追求する辻󠄀口シェフが、ペルーの自社農園で丹精込めて育てたカカオ豆を自社のラボで焙煎して作るこだわりのショコラを、神戸でも楽しめるように。
また、パンの世界大会3位の中西智彦氏が手がけるベーカリー「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」や、焙煎日本一(JCRC2023 優勝)を獲得した国内トップの焙煎士とバリスタによる『心斎橋焙煎所』の姉妹店「神戸北野焙煎所」が共に神戸に初出店します。
他にも日本酒ショップの「灘五郷 SAKE VILLAGE」や、来年1月にはオリジナルスイーツショップもオープン予定です。
2階部分は、開放感広がるダイニングレストラン「Kitano Grill & Bar」がワンフロアで営業予定。
国産牛や神戸牛をはじめ神戸を中心とした兵庫五国の食材を使ったオリジナルメニューをカジュアルに楽しめる場所は、60席超の広々としたメインダイングに、4部屋の個室と団体用の半個室などが用意されるので、様々なシーンで利用できそうです。
体育館だった3階はそのままの状態で保存し、レンタルスペースとして貸出予定。イベント開催・研修・学生体験利用など幅広い用途に対応できるそうです。
<記者のひとこと>
北野小学校から、北野工房のまち、そして今回新たに生まれかわる「北野ノスタ」。大規模なレストランに神戸初の新ショップなど、今からオープンが待ち遠しいです。
オープン日
2024年11月8日(金)
場所
神戸北野ノスタ
(神戸市中央区中山手通3-17-1)